06.10 Thu
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「つまみ」をものすごく悩んでいます。
決めれない、、、う~。
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06.10 Thu


お昼には工房に戻ってくるつもりでしたが、じっくり時間をかけすぎました。
遅めの昼弁当を食べながら、書いてます。


全部ナラ材です。40ミリのナラ材を仕入れる予定でした。
それを上回る質感の材料と出会ってしまいました。
「それを使うんだ!買ってしまえ!」と自分の中で声がします。う~ん、予定以上のコストがかかってしまいます。

へんな葛藤がありましたが、最後は作り手らしく気持ち良い選択をしたと思っています。
自腹が増えますが、これも縁です。

製作するテーブルは、結婚10周年記念に、依頼頂いたものです。

何もそのテーブルだけではありません。
どの家具も、スペシャルな想いや、縁があって作るものですから。

涙なしには話せないこともたくさんあります。
家具は人に近い存在なんだなあ、、、。



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06.09 Wed
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私が20歳の時に、ナラ材を美しいと意識してから18年。毎日、ナラ材を見てきました。
見ない日は一日もなかったんではないでしょうか。

そんな私ですが、今だに新たな表情を見つけたりします。
もうこれ以上ないという事なんて絶対にないと思っています。
こんなものだろうと、自分自身が決めつけない限り、前に開けて行くのを感じます。

18年間、ナラ材はナラ材のまま何も変わっていません。
良くも悪くも、多くは、それに向かう私の問題です。
何にせよ、概念の範囲内での物作りは、安心できますが、つまらないものです。

当たり前ですが、革の素材も同じようです。

今日は、革屋さんが、試作のヌメ革を楽しそうに持ってきてくれました(笑)。

厚手のヌメを、黒く染色したものです。

顔料で着色していないですので、保護塗装を施す必要がありません。
表面塗装嫌いの私好みです!

それを、ポリッシュしたものと、していないもの。
グレーチングやポリッシュ加工をしたものは、磨かれた自然な艶と深みに魅力を感じます。
アンティークのような風格さえ感じますが、その「作られた感」を活かす自信は今はまだありません。

ひとつの素材をとっても、施す加工によって、たくさんの表情を楽しめます。

やはり、もっと自由で楽しいのです。もっとも、楽しむまでには、下積みは必要ですが!

明日は、木材屋さんに行きます。必要なナラ材を見極めに行ってきます。

いい縁があるといいですが(笑)。



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06.08 Tue
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今日は予約を頂いた方と、打ち合わせがありました。

これから住んでいく家と家具と、、、。


年を重ね、生きていく。

それとともに過ごしていく家具。

一番好きなものを見つけ、大切にして、死ぬまで生きる♪
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06.07 Mon

姉妹

姉ちびは、とっても妹が好きでやさしく守るようにいてくれます。
今日から、一週間ですが、妹ちびと妻は静岡に行きます。
待ってるからね~!

私と姉ちびで、おばあちゃんの家にお世話になります。
ビールを持っていこうと思います!



♪ 音楽の先生から、教えて頂いた素敵な音楽を紹介したいと思います。

アーティスト名 谷川俊太郎+谷川賢作 
アルバム名   家族の肖像。

せつなくて温かくて、、、私に大切なことを感じさせてくれています。

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06.06 Sun


つまみで悩んでいます。ステンレスのつまみのつもりだったですが、いまいち、、、。

やはり真鍮にしようかなあ、、、。悩みます。

同じくデスクもつまみで悩んでいます。

う~ん、、、。悩む。

どうしましょう。
このチェスト、つまみの位置が特徴的です。
だから、とくにこだわっています。

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こちらのチェリー材のダイニングテーブルとチェアはメンテナンス中です。
一年くらい前に作ったものですが、とても大切に使って頂いているのが、伝わります。

椅子も、特注で作らせて頂いたもので、とびきり座りやすいです!
椅子も恋しくて、ついでにメンテナンスに引き取らせて頂きました。


今日は、打ち合わせが3件ありました。
期待して頂いているんだなあ、と伝わってきますので、うれしいです。

私は家具を好きな人と話すのは、大好きですから、とても楽しいです。

楽しみにしていて下さい。

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06.05 Sat


「黒い厚い革」と「ナラ材の石鹸仕上げ」が合わさった時に出てくるハーモニーは、今、私の中で、とても強く魅力を感じているものです。なんとかこのハーモニーで一曲?作りたいと、、、。

この二つの組み合わせに、とても強い魅力を感じている人は、日本中探してもそんなにいないと思います。
だって、そんなものは、あまり目にする事は少ないと思いますし、話を聞いただけでは、別にめずらしくもなんともないですし、、。でも、新しい世界かも、、。

ヌメ革とナラのオイル仕上げも、それと同じくらい絶妙ないい雰囲気になります。

それは秘伝のスープのような、秘伝の仕上げの組み合わせによるものです。


今日は打ち合わせがありました。大阪にお住まいの方ですので、関西弁のお子さんが、めちゃくちゃかわいいです。
方言は2倍くらいかわいく感じます。すごい。
育児もたいへんですが、がんばっている父母を見ると、感動します。
私も育児の大変さは、よく知っていますので、そういう姿をみると、
がんばりましょう、お父さん!かわいい子供のため、妻の笑顔のために!と勝手に共感する癖があります。

私も、がんばりたいと思います。何を、、?

それから、ちょっと前に、チェストなどを作らせて頂いた方が、子供のおもちゃを収納できる家具を相談にいらっしゃいました。カゴにとりあえずしまうという状況が、私の家も同じような状況ですので、内容はとてもよく理解できました。
よく相談頂くテーマでもあります。
一つの解決方法としては、将来、本棚として使えるようなオープンの棚をさりげなく美しく作る。そしてカゴを引き出しのような使い方をして頂きます。
ポイントは家具をあまり大きく作らない事です。
個人の家具的サイズにして置けば、子供部屋にも移動できますし、書斎でも使えます。

言葉で話せば、そんな感じですが、なんでもないシンプルな箱を、さりげなくいい雰囲気にするのが、腕の見せどころなのです。素材を感じれるくらいに作り込みすぎず、かといって野暮ったすぎるのも、寂しいです。
サイズ感ともに、悩みます。

また、良く聞く話ですが、子供が小さいうちは一瞬だから、、とか、いずれは、夫婦二人になるから、、、なども耳にすることもあります。

確かにそうだと思います。将来、無駄だったなと思うこともあるかもしれませんが、それでいいんだと思います。
将来のことばかり考えすぎていると、今という時間を無駄にしてしまう事もあると思うのです。

何も子育て世代のみに言える事ではありません。私ごときが言うのも、おこがましいですが、今日を大事に生きることを抜きにして、将来に期待はできないと思うのです。

私も、一日一日を、少しでも笑顔でいれる時間を増やせるように、努力していきたいです。

それから、岡山県から来店頂きました。
家具に詳しい方でしたので、思わず毎度の事ながら、いっぱい話しちゃいました、、、。

うちのお店は、土、日のみの営業。その2日でさえ、そんなにたくさん人が来られる訳ではありません。
ただ、遠方から来られる方はその中の4割くらいは、いらっしゃるような気がします。

数えたわけではありませんので、なんとなくですが、、、。

今まで、宣伝などをした事がありません。営業というものもした事がありません。

いい家具を求めてくれる人が、見つけれずにいたとしたら、、、と思ったりします。
だから、こんな家具屋があるんだという存在だけは知って頂けるように、何かの努力が必要だと思っています。

「良い物を作っていれば、伝わるはずだっ」と会ったこともない人に以心伝心は、むずかしいはずです(笑)。
確かに今までもそうでした、、。家具を揃えた後に、知って頂いた方が、すごく残念がっていたりと、、、、後から伝わっても意味がない、と何か心が痛むように思ってきました。

だから、こういう家具屋があるんですという情報を届ける努力は、しなくてはならないと思うのです。
役所の「えっ?そんな制度あったの~伝えてよ~」的ぐらい、待っていてはダメなような気がするのです。

がんばるぞ~
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06.03 Thu
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今日は夜に、打ち合わせがありました。夜の打ち合わせは久しぶりでした。


家づくりの話や家の話しをして頂く方が、以前からほんとうに多いです。

また、私にとってはその相談はとても自然に受け入れやすい。
なぜなら、私の家具づくりは家と密接に関係しているからです。
何も、造り付けの家具の事を言っている訳ではありません。
私は家具というモノを創っているのですが、モノを作っていながら、家で過ごす時間を創っているのだという自覚があります。


スープを作る時、本を読む時、テレビを見る時、衣類をしまう時、その何気ない日常が家具によってロマンチックになっていけば、ずいぶんと生活が楽しく素敵に感じられるように積み重なっていくと思っています。
家具の力はすごいです。

以前から、思っていましたが、内から考えていく家づくりこそ、心地よい住みかになるのではないかと。

だから、究極のところ、
これからは、積極的に関わっていこうと決意しました。

ロマンを信じて。
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06.02 Wed


折りたたみスツールの試作
1つめの試作品の使用感は、機能的に十分なものでしたが、いまいちゴージャス感がありませんでした。
せっかく高価な素材を使っているのに、もったいない感じのサイズ感でした。

そこで、2つめの試は、サイズを少し大きくしました。
それと革に帆布を裏張りしませんでした。

結果は、見た目のゴージャス感は、感じられるようになりました。
折りたたみの際に、柔らかすぎて、革にくっきりしわが入るようになってしまいました。
しわは、それは革らしくて良いとも捉えれるのですが、なんか気になります。

つぎの試作の課題が見つかりました。

革が贅沢に使われていきますが、実際、革でないとその効果がわかりませんので、しょうがないです!
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06.01 Tue
今日はがんばって、自宅のキッチンの撮影をしました。

自宅で使っている家具を、ホームページで紹介したいと思っているのですが、なかなか気持ちが入らずいました。

自宅の家具を紹介したいのだけど、伝えたい事がイマイチ違うような気がしていまして、そのままで実行すると形を撮影するだけになってしまいそうで、気持ちが入りませんでした。

が、この一年で、妙にやる気の理由がいろいろとわかってきまして、、、と、同時に、僕の家具づくりのテーマが浮き彫りになってきました。

それは、追々、、、。 説明できるほど、説明的なことでないですが。


スタイルを真似るのではなく、生き方がスタイルになる訳です。 だからスタイルは結果で、先にあるものでもありません。

ファッション好きの僕が、僕のものづくりがファッション的になるのを嫌がっていた理由なのかもしれません。


自宅の家具を撮影しようとすると、
形は説明的になりますので、むしろ伝えたいのは、そこではない訳です。

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暮らしの中の瞬間を切取り、そして気づいて頂けたら、うれしいのです。

たぶん、本当のテーマはそこにあるんだと思います。


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本当の事はうたのなかにある♪

僕もそう思っています。

いつか、ホームページで紹介したいと思っています。
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