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09.30 Thu

夕方

すっかり秋らしくなってきた今日この頃ですが、私の頭の中は、相談頂いている家具の構想で、わりと忙しい。

設計という感じではないですが、何がいいんだろう? と考え尽くしています。
考えるというよりは、むしろ、探している。

どんな座卓がいいんだろう。
どんなチェストがいいんだろう。
そもそも、どんな存在がいいんだろう。


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クライアントの部屋を仮想し、家具をあれこれ移動し、イメージのモノを置いたり、座ったり、歩いたり、珈琲を飲んだり、眠ったり。
仮想できないことは脳内フィルターでカバーし、あらゆる手を尽くし、見つける。
在るものを選ぶのではなく、無から生む。人が違えば家も違う。
ベストを尽くして、見つけていけば、将来に繋がる家具ができるかもしれない。
何が在るといいんだろう、、、。

形づくられないが、まるで、掘り出していくようなプロセスである。
だから、いつ発見できるか言えないのだけども、許される限り掘ることを、諦めない。

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研究を重ねている安楽椅子も、仮想空間に登場させる。

みんなに、座ってもらい、また探す。





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09.30 Thu
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いよいよ納品となった円径の座卓です。
静かで、力強く。


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09.26 Sun
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よく言われます。「写真で見るより、実物のほうが良い」と。

それとは逆に、私は、よく残念に思うことがあります。
世の中には、写真のほうが実物より良いと思えるものが多いことです。

見えない部分というのは、性格のようなもので、本質的な部分が隠れています。
素材は、製品にすればする程、素材感は薄れて行くようです。



目を閉じて、モノとコミュニケーションをとってみて下さい。
他の感覚が、いかに多くの情報を与えてくれているか気づく事ができます。


使ってうれしいとは、何なのでしょうか。
共に生きていく存在としてのモノには、何が必要でしょうか。

美しい形でしょうか?
使いやすい工夫でしょうか?

耳で聴く音楽には、使いやすい形はありません。
でも、人に勇気や希望を見させてくれます。


「用と美と」その関係で、形づくりますが、、、。モノありきではありません。


それでも、結果として出るのは、やはり形作られた家具ということになります。

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09.25 Sat
大阪市まで、家具を取り付けに行ってきました。
本棚とテレビ台です。
朝、早めに出発し、9時頃に現場に入れました。

現場に入ってしまえば、後は同じ。

予定どうり、搬入はたいへんでした。

本棚は、ボリュームと重さがあります。
本体は、22ミリぐらいの厚みなので、薄めですが、ナラ材となると、重いのです。
とくに、節の多い荒々しい材なので、余計に重いです。





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夕方になる前には、取り付ける事ができました。

良かった~。
かなり良いです。

ナラ材の底力を借りたので、実物は、驚くほど雰囲気があります。
ちなみに、ナラ材の仕上げは、信頼関係があって初めて成り立つソープフィニッシュです。

モノを作り届けるのですが、そもそも、私を信頼して頂けるかどうかが、問われます。
形は、結果にすぎませんから。

暖炉のような、家の重心的な存在になってくれそうです。

機能的には本棚ですが、暖炉のように暖まれる家具であって欲しいと願っています。


本棚から、少し離れた位置に背を向けてソファです。

ゆったり深く座れるソファを作りましたので、後日、納品に行きます。
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09.23 Thu


雨の日は、それはそれでいい。

晴れたり、雨が降ったり。

名古屋市は、雨ふりでしたということですが、それはそれで、地球的な現象ですから、空を見てしまいます。

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感じたことをありのままに、想う。
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09.23 Thu
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今日は、雨の中、積み込みをしました。
明日は大阪まで、家具の取り付けに行きます。


いよいよです。
造り付け家具ですので、出来上がりの姿が、本当に楽しみです。

積み込みをするタイミングで、家具を撮影しました。
作った家具全部を、写真に記憶させる事はできませんが、タイミングが合えば、撮影しています。

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なんだかみんな楽しそうです。
私といっしょに悩んできたので、家具を送り出す気持ちは同じなんだと思います。

もちろん、家具は完成がゴールではなく、ここからがスタートですから。

自信を持って送り出せる物を作るのです。




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09.22 Wed
続 
デスクでデザインや設計をするのが仕事ならば、リアリティーが薄い分、こういう感覚は薄れるでしょう。
やったとしても真似ごとになると思います、、、、。

真似るのではなく、踏みしめて辿り着きたいのです。


私は、職人です。結果で判断されますし、嘘はバレます。
まして、雇われている訳でもありませんし、下請けでもありません。
だから、良い結果を出すことは、とても大切です。
報われますし、勇気も出ます。
仕事として家具を作るのではなく、生き方の中に家具づくりがあるのです。

やりたいように自由にやるのでは、結果はでません。
ですので、とにかく素材との共作の中で出た結果から、学び、それをノウハウにして、また応用していくしかないのです。



思いばかり言ってしまって聞き苦しいかもしれませんが、
私が楽しく仕事を続けて行くには、逃げたらダメなのです。

結局、自分に跳ね返ってきますから。

素材や現象から学んだ、経験を応用していく訳ですが、さらに最も欠かせない大切なことがあります。

それは、衝動です。

理由なき理由です。


私は、将来の夢のような夢を描き始めています。

心のバリアフリー、生活の質の向上。
現代人が忘れた(また成長によって見えなくなった)原始的な感覚が喜ぶような時間が流れるようにしたいです。

そういう時間の中で物づくりの日々を過ごすのか?
作ったものが、そういう時間を作り出すのか?

たぶん、両方です。

私は、なんでもできる人ではありませんから、物を作ることで、その夢を叶えようとしています。

でも、その他のことは、どうしたら良いのか、今は良くわかりません。
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09.22 Wed
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4ミリ厚ヌメ革を張っているところ。
2人で、連携しながらの手仕事で、革を張っていく以外、策が見つからないです!

太鼓を張るやり方も、この椅子では無理。
また、裏張りの帆布のおかげで、案外伸びない。
帆布を裏張りせずに、革と別々で貼ったこともあります(シュールームにある椅子)が、効果は少なかったです。
やはり、裏張りした革を、水(自然の力)で十分伸ばし、それをピンポイントで順番に張っていくのが、効果は大きいです。

とても、大変で手間がかかります。
厚ヌメを、もっとスムーズに張る方法を、いろいろ思考するんだけど、これ以外なさそうです。

これと同じ理屈で、ひもで引っ張るやり方もできないこともないですが、、、。

とにかく、一筋縄では行かないです。


ベルト状に細くしたものを大きく編んで座にするのも、革の活用案の一つだと思います。
それでも、素材の革を目の前にすると、素のままで使いたくなってしまいます。
小さくすれば、いろいろと楽になります。
大きく使うのは、無駄も多くたいへんですし、一見、エコではないのかもしれません。

座面用に、一枚の革から2人分、ようするに、一頭の牛から4人分の椅子しか、まともに確保できません。
それに、一枚一枚、表情が違います。
しわがあったり、傷があったり、硬かったり、、、、ですので、張りながら一枚一枚、感情が入ってしまいます。
不思議です。

それが、細かくなれば成る程、あの牛というリアリティーは薄れ、革という物質的な素材へと感覚は成って行ってしまいます。

デスクでデザインや設計をするのが仕事ならば、リアリティーが薄い分、こういう感覚は薄れるでしょう。
やったとしても真似ごとになると思います。


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前もって、革を水に浸しておきますが、加工中も水をうちます。


だから、この水が完全に乾くのに、一週間くらいかかるのです。
乾いていくと、パンと張っていきます。

もちろん、使ってから座面の革が伸びて欲しいのですが、できるだけ、張っておきたいと思います。

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裏はこんな感じです。

とくに、化粧はしません。
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09.22 Wed
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彫刻刀やノミを使って、掘りました。

そして同じ楢で、葉を作りました。

予想どうりとても根気がいる加工でした。

実は先週、この加工をするために、道具屋さんに行き、相談にのってもらいました。
そして、結局、手に入れた道具は、先端の尖った彫刻刀と、のこぎり。


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これで、気持ちよく家具を届けれそう。

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09.21 Tue


ふんわり土が気持ちいいです。
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