10.23 Mon
台風一過

午前中は学校が休校となり、喜ぶ子供。
台風で散った落ち葉を掃き、ホット珈琲を入れ、ぼやっといろんなことを考えた。

電話で話していたら、たまたまもうすぐ家の前だから寄っていいですかって。
そんで仕事の話やこれからの話や、物の話や人の話。
時より吹く強い風の中、大事なことを共感できたのは、たまたま電話をかけたから。

物事は見えていることは全てでなくて、本当の話をして初めて心が通う。
通わないのは実像がないから。
何か隠しているよりオープンな心で人と接していたいと僕は思う。















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次女の大きなハンディーを受け入れようとしなくてはならないそんな時、僕は苦しかった。
まるで八方塞りのようだった。
何も世界は変わっていないのに、これから出会う普通の人たちとどう接していけばいいのかも本当にわからなかった。一ヶ月後にどこにいるかも定まらないような、でもただ立つことだけを踏ん張っていた。

ある一定の期間だけど自分をさらけ出せないでいた僕は、本当に世界が変わってしまったかのように見える物全てが違ってしまった。



それでもお腹は空くし、空腹を満たすことだけでなく、円卓を囲んだ食事は、心から美味しいと思った。
静岡には本当によく通った、家路に着く頃には疲れはてて、でも富士山が綺麗に見えた日は、きっとうまくいくんだろうなって不思議と信じることができた。




変わらないで、いや、同じように、想像できないことを想像してくれ支えてくれたスタッフがいた。
変わらず相談に来てくれるクライアントがいた。
そして家族がいた。




だんだんとカサブタが何度も出来はがれ、いくつもの季節を越え、僕は自分の殻を壊し、全てを受け入れて、隠しごとのないなんでもない普通の僕に戻れた。



今日もとてもいい陽光が洗濯物を乾かし、なんでもない暮らしがあって、これからもきっと楽しい日々を過ごしていけるんだろうな、、となんとなく思っていた。


そして、今晩の夕食はホットプレートでお好み焼きを作る。
ここぞっていう時に、円卓で何度も何度も作ってきたお好み焼き。
いつのまにか、一番美味しいと家族が褒めてくれるようになって、僕はちょっと嬉しい。


追記

6年生の長女は、お好み焼きを食べながら嬉しそうに、
「なっちゃん、障害がなかったらどんな子なんだろうねー、きっとカンナはインドアで、なっちゃんはアウトドアなんじゃないっー。」
家族 「笑」
僕 「う〜ん、たぶんお笑いキャラだと思うなあー」
家族みな「あー!そうだね、たぶんそうだよ」
妻「今もきっとそうだよ」⇦なんか深い。


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10.20 Fri
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納品前の家具でいっぱいになりました。
そろそろかな。
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10.19 Thu


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建築中の建物の中で、どんな大きさのテーブルが良さそうなのかっていうのを検討をさせて頂くことも多いのですが、案外建設中っていうのは資材が並んでいたり何かと工事現場感がありますので、情報を計測することが頼りになります。

情報を確かめながら、イメージをしていき、イメージを形にしていきます。
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10.19 Thu






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スツール。
だいたい形になりました。

今週は、ソファづくり。
オーダーのしっかりしたカウチソファ。

試作を作り、座り心地も確かめ、ファブリックの仕入れも終え、準備万端です。



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10.19 Thu

お届け。



昨日は東京まで納品がありました。2年半ぶりですが懐かしいようなそんな納品でした。


名古屋近郊とは違い4時間ぐらいの距離ですが、さすがに到着する頃には、はるばる来たなっていう気持ちにもなり、Sさんご主人の顔を見たときには、なんだかホッとしました。

目黒区のマンションでいつ建てられた物なのか、ふわっと余白がところどころにあって、搬入中も廊下のふんわり広がる幅に困惑しながらも違いがなんだか楽しく、予定外にドアクローザーも外しながら、1時間ぐらいかかりましたが、無事にテーブルとソファをリビングに設置しました。

今回、家具作りと納品を手伝ってくれたのはのぞみさん。
少し大きめの家具を運び入れ、予定の向きと場に置いたその瞬間に彼女の表情もゆるみました。
彼女は嘘がつけない人のようです。

単身赴任していたSさんご主人や、名古屋に帰省した際には奥さんといっしょに話をし、いっしょに見つけたSさんのこれからの家具は、やはり驚くほど馴染んでいました。


設置が終わり整えていると、
幼稚園のお迎えから奥さんが戻ってきました。

そしてテーブルを見た瞬間に、溢れる思いが涙となっていました。
まるでずっとそこにあったかのように馴染んでいるイタヤカエデのテーブル。
「10年の思いなので」と。

お子さんの声とご主人の声と、いろんな声が聞こえてきました。
なんだかすごく照れくさかったけど、心から嬉しかった。
だからいい家具になったんだなあ。

僕は、こういう感情にパワーをもらって、作らせてもらっているんだよなあ。とか。
無地に納品と部屋に運び入れが終わって本当良かった〜とか。
またしばらく会えなくなるんだなあ、、とか。
いろんなことを思わせてくれました。


Sさんご家族は都内でこれから暮らしていくことになるようで、そして寂しい気持ちにもなりつつ、近い将来、家を建てたいということを話してくれました。

なんか、がんばって欲しいなあ。
帰路、ちょっとしたハプニングもあって、ようやく整理できたような。

Sさん、僕も頑張ります。



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10.15 Sun
















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暑いと思ったら、急に寒くなったりするが、たんたんと的確に進める。
とらえ方が変わると、まったく心のありようが変わって、まるで別世界のようになるから、心は温めていたい。
まずは、クライアントへの礼儀のような。




ようやくできたほんの少しの貴重な時間を何に使っているのかである。
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10.12 Thu





01chair  
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10.09 Mon
chair 01 から 心の引き出し

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2000年を迎えたとき、とてもフレッシュでなにか新しいことが始まるようなとてもハッピーな気持ちになりました。

それからあっと言う間に17年も過ぎました。
まだ僕が20代で、それこそ今思えば若かったんでしょう。
ただ、成長や学びは同じ同一線状にあるせいか、その頃のままでいるような気がして17年も過ぎたのかな?っていうぐらいにしか思えないのが正直なところです。

30代の頃は、デザイン科の家具作りの講師を勤めていました。家具工房をしながらですので、週に1日ですが、10年間ほど、20代の若者たちを前に、彼らの成長や汗をかく姿に、情熱をぶつけていたように思います。出席を読み上げ課題を考えていたのが懐かしく思い出され、情熱を注げたうちに身を引いたせいか、一人一人話したことを温かく思い出すことができます。

講師としてまごつきながらも育てるという立場を自覚しだした2000年。
工房で仕事をしながらも出会いの場はなく、今のようにSNSもインターネット人口さえもままならない、情報も自分の足で見つけていた時代に、港の倉庫で作品展をしたのでした。

芸術活動への活用ということだったと思いますが芸術倉庫という名で募集があり、なんとか審査を通過し(通過してしまった〜汗)ました。
今はもうないと思いますが、巨大な元穀物倉庫で、天井は6メーターあり、コンクリート造の無機質な異空間は、傷や汚れは美しく温かく感じ、また西の方角には、大きく開く鉄扉があり夕方には綺麗なトーンの空しか見えなくて、港の倉庫をより一層、幻想的でやさしい場に包んでくれました。

僕の引き出しの中から、宮嶋くん「黄昏時って、姿が見えづらくなる頃の時間帯で、あん『あなたは』は誰ですか?時っていうとこから来てるんだよ」って そんな言葉を残してくれた人のことを思い出し、感じるってことの嬉しさや、曖昧で日常の線がひとときだけど消える美しい時なのかも、、、と、、。

まあ、一人なので思考も想像も無限で自由。


そんな奇跡のような場で、作品展をするという決意は、僕の大きな希望となり、この01chair を形にすることができたのでした。

港に陽が落ちる頃、巨大な倉庫に儚げに確かに在る家具を見て、これから始まるいろんなことを一気に「大丈夫」と思えたのでした。




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10.07 Sat






納品を待つばかりのイタヤカエデのダイニングテーブル。
間もなく引っ越された東京に納品に伺います。



ずっと前に僕が作ったカエデのダイニングテーブルがあって、それは、たくさんの人と話しをしてきた特別なテーブル。
形は角。
名前をつけるのが苦手で、番号だったり分かりやすい名前をつけてきたことを思い起こす。

とてもシンプルな形だからこそ、そのまま作り手が出る仕事、これしかないというぐらい納得いくまで向き合って、ドキドキときめく気持ちの中でスッと作ったテーブル。

その気持ちをひとつ形にするならと完成(完結)したのが、出会いから4年後の、お店オープンするべく奮闘している中でした。



カエデの木に魅了され付き合いが始まったのは、僕が独立して1年目ごろの事で、仕上げたカエデを前にし、夜の静かな無限のような時間の中、ただただ眺めていたのを思い出します。
雨の音と昼間の温かな日差しは、僕のものづくりの夢をより一層膨らませてくれました。


たくさんの人と出会い、育ててもらいました。
家具を作りながら、木の美しさや物の価値を知ることはもちろんそうですが、むしろ、人の持つ生命力に気づかされてきました。
人が前に進もうとするときに、エールを送れるようにとびきりの家具を作りたい。


これからもオープンマインドで人に会い、
僕の見た希望や美しいなと感じた瞬間を、ひとつひとつ形にしていきたいと思っています。


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10.07 Sat
食器棚

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ほぼ形になりました。
現場に取り付けてまいります。

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