11.28 Tue

休日、自宅に新作の椅子を持ち帰ることが楽しみになっているこの頃。

あらためて家具一つの影響の大きさを感じ、やはり家具はすごいなと思う。

日常の道具としていろんな活躍をしてくれそうな椅子ではあるが、
窓辺にこのスツールがあるだけでその部屋の雰囲気が確実に変わる。
日常の中に何気に雰囲気を作り出すのは、固定されない椅子だからこそいつもその場を新鮮にさせてくれるのかもしれない。

とくに小さな家具だけに、家具そのものよりもその周辺が空気感となって漂いだし、あれっ?こんなに間があったっけ?と空間を感じる。
しかもそこに自分が座り、その空気の中に入り込める。
部屋と人と時間が、その時々ごとに新鮮で豊かな共存がそこに生まれる。







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11.25 Sat
今日は愛媛県から、来てくださったお二人。
ここの家具屋はやばいから見ておきなっていうアドバイスをもらって来てくれたようで、そういう導きで来られる方が前々からわりと多い。
共通する言葉はいい意味での「やばい」っていうワード。

お二人とも、暮らしのこれからの話しを立場も年齢も地域を超え、共感することができ、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。


僕は同業種の人が好いてくれることをすごく嬉しいなと、前々から思っている。
同業種の人ならちゃんと何をしてきて何をやらないかが分かるんだろうし、ものづくりを愛しているかどうかみたいな部分の共感なんだろうなあ、、、、って思うんですよね。作り手にとって、好みの差なんてそんな大きくはなくて、そこじゃあなくて心意気なんだろうなあ、、。

でも現実にするまでできない何かがそれぞれあって、でもそれぞれ頑張っていて。


みな暮らしや家具が好きなんだなあ、、って、夢みたいなロマンみたいな、、そういう諦めきれない大切なものがあって、そういうのって嬉しいじゃないですか。


僕は見えているんですよね。
一生家具を作りたい自分が、、、そして、たぶん一生じゃあ足りないとわかっているんですよね。
だから、少なくとも一生単位なんですよね、普通に。

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夕方、ご来店されたご夫婦とは、ダイニングテーブルの話しで盛り上がりました。
木という自然の素材である味わいのあることの豊かさ、生活道具としての誠実さ、そしてそんな夢を膨らますこと楽しんで欲しいと思っています。

それを現実にするのが、僕らの仕事です。
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11.24 Fri

奈良県から家具のご相談に来てくださったクライアント。

数年来の願い叶って、勇気を出して会いに来てくださったようで、
住まいの写真や図面を前に暮らしの話しを聞いたり想像したり、なんだかとても幸せな時間でした。


僕のもの作りは、「気張らない質の良い家具作り」。
これは1999年に独立した時に思い書きとめた身から出た言葉。
普通なんだよっていうところが今の自分でもぐっとくる。


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僕自身は、すごくたぶん気さくですし、妻は人を緊張させることができないぐらいの天性の朗らかさの人ですし、
お店にも出てもらっているスタッフののぞみさんもそういう感じ。

暮らしのちょといいねっていう豊かな時間が好きで。
普通っていいねって、普通の日常の中に豊かさを見つけ届けていきたい。

考えることも作ることも一丸となって、クライアントの暮らしに最高の豊かさを届けたいと思っています。




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11.24 Fri
shop 
毎週末のお店の掃除。

お店の始まりのようで、一週間のしめくくりのハレの日のよう。

そういう日常のリズムがあって、少しづつ重なっていくものがあり、一歩一歩ともに歩んでいける幸せ。

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11.24 Fri

クライアントのSさん。
生まれたて白さが美しく、これから始まる時を感じ、とてもありがたい気持ちです。

まさに生まるべくして生まれた家具が出来上がったんだという感覚。






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Holy shelf / kulumi / w530 h1227 d420
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11.23 Thu





お気に入りの新作のスツールを自宅に持ち帰っては、使ってみたり。
今週からストーブを使い始めたこともあり、家の中の家族の居場所が変わりました。




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11.16 Thu
もう13年も前のことなんてにわかに信じられないけども、再会してあっ13年は一瞬だったのかもって思えるほど鮮明にあの日を思い出させてくれて、声のトーンとか話す仕草とか全部嬉しくて、あっだから僕はがんばれたんだな。


大好きな住まいだけど、引越すことが決まって、以前作ったカウンターを移動をしたいというご相談。
もちろん、すぐ返事をしてなんとかしたい。


まだお店をオープンする直前というかお店を作っていた最中の頃に、オープンしていないお店で打ち合わせをした思い出。


親戚のように年賀状をいただくことが、ずっと続いていて、こうやって再会できることがものすごく嬉しいのです。

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宝物って言葉に、やられたなあ、、、。
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11.16 Thu
うまく伝えれないんですけど、ホント良かった。
ぎゅっと抱きしめられるような安心感というか、窓も手の届く距離にあって、窓の向こうはもう庭で。
庭と食事が一体になって、家族と家がいっしょになって、あーなんか見えていたのはこれだなあ、、と。


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クライアント奥さんの自作のペンダントライトが、手仕事の繊細な温もりがあって、グッとつかまれてしまいました。
光源が露出しないもう少しだけかぶりの深いものにされるそうで、それも最終仕上げを待つばかりのようで、、、。

物を作ってる人、絵を描いている人、音を奏でている人、みなそれぞれの暮らしの中にあって、そんな姿にいつの間にか魅了されているのは僕のほうこそで。
家具を作り人に会い、20年という長い時間をともに生きてこれたんだなあ、、となんか本当にありがたくて、そんな気持ちは、ようやく僕の唯一の確かな誇りになってきているようです。

僕は僕のクライアントが大好きです。









籐のテレビ台は、とても潔くて。
ずっと籐の経年変化だけでいいんじゃないかって思っていて。

あとは、ゆったり夜を過ごしてほしくて、照明器具を置いて欲しいなあ、、、と思ったりしただけの形。

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めっちゃいい深みになってきていて、おじゃまするたびに2度見するのはいいかげん止めたいんだけど、やっぱり想像以上に心が動くっていう物なんですよね。
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11.15 Wed

09chair


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黒のスチールフレームの09chair。

座面のヌメ革の真新しさが、初々しい。

円卓と椅子をご相談頂いてから、1年半。いや3年なのかな。
いよいよ、いよいよ明日納品。

窓と円卓と椅子。
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11.14 Tue


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夜はちょっといいね。 

話をしながら、情景をイラストにしてもらってます。
伝えたいことって、いざ言葉にするのは難しいけど、
ロマンチックな家具の話しをして、絵になって、こんな時間はいいよねって。


どこに向かうのかわからないのだけれど、確かな感動があって。
家具を作り続けていく中で、思い続けてきたこと。

心から思っているモノづくりへの愛情や、何気ない暮らしに存在している小さな幸せの発見を、
ひとつひとつ何かの形に残していきたい。





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