06.25 Fri


シェーカーテーブル

よく吟味したナラ材で板となった天板の「大きさ」「厚み」を決め、
その「大きさ」「厚み」からくる「印象」と「触り心地」をつかみながら、この板が最大限活きる「面のディテール」を探します。

今回は、いつも以上に時間が必要でしたが、とても納得のいく天板になったと思います。
自分の感じることが、普遍的で美しいものだろうかと自問自答します。
その問いも、素敵な問いかけでないと、出る答えもどこか苦しい形になってしまいます。

毎回、深くこだわれば、ハードルはどんどん高くなります。
きっと同じように悩んだのだろうと、先人の足跡を辿るような時間を過ごしています。
その時間は、時間を超えた無言の対話をしているような、確かな納得があります。
それは同じように悩んだ者しかわからない深い共感がそこにはあるような気がします。
木を愛し、家具を愛し、家族と過ごす日常を愛した作り手なら、きっと同じ道を辿るのは、とても自然なことだと分かります。

答えは、出すのではなく、導かれるように見つかるもの。
頭で考えるのではなく、感覚で感じるもの。
見つからなければ、まだその時でないだけ。

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