今日、ある人と缶コーヒーを飲んで話した。
父と同じぐらいの歳の方だろう。
幼い頃から、脳のほうで麻痺があって、5歳から施設に入っている兄弟がいて、、。
懐かしむように話をしてくれた。
永い時が一瞬にぼくに伝わった。
会いにいくと涙をながすんだよな〜、、それがつらくてな〜。と
うれしい涙だろう。
忙しくない時期は家に戻ってきていたんだろう。
よく自分がめんどうをみたと話してくれた。
その人は、とても立派な姿勢で、熱心に仕事をする。
いい歳だが、とても謙虚でやさしくて、懸命で。
眼差しがとても美しくて。
納得できて、共感して、なんだか安心した。
痛みが分からないと本当のやさしさを持てないと思う。
それは、返せば、厳しさのなかで生まれた生の強さである。
だから一生懸命、生きているんだよ。
歳老いて体がいうこと聞かなくなっていた人がいたら、進んで若いやつが手伝えばいいんだ。
親がそうなったら、子供のころ何もできなかった自分を四六時中世話をしてくれたことのありがとうを込めてなんでもやればいいと思う。
同じ町内や近所の人がそうなって困っていたら、何も考えず、ただ手伝えばいいと思う。
それは、与える一方の無限の愛の泉を持つようなものだと思うんだ。
いっしょに歌を歌えばいいんだと本当に思うんだ。
どんな時も、生きる喜びを分ち合えばいい、乾杯すればいい。
月をみながら。
力がみなぎってくる。
秘めた美しい眼差しを持つ勇気のある者たちと、たくさん乾杯をしていくぞ!
もうここ数年は会ってないなと。