椅子、検討を終えました。いよいよ製作に入ります。
このテーブルと共鳴できるよう、努めてきました。
そしてこれから実製作に入り、緊張感が高まりますが、同時に、温かく幸せな気持ちがあります。
この瞬間も、ぼくは、この椅子の隣にいます。一心同体といっても過言ではありません。
昼は工房に、夜は家に連れていき、毎日いっしょに過ごしています。薪ストーブで暖まるときも、家族で食事を囲むときも、ひとり物思いにふけるときも、音楽をたしなむときも、デッキで満月を見るときも。
バイオリンを作るように、ひとつひとつ削り、椅子として命を咲かせたいな。
がんばろ。