07.03 Fri

以前、チークのローテーブルを作らせて頂いたクライアントから、
くつろぎの安楽椅子のご依頼を頂いた。

そのデザインも作りも気にって下さっているのはとても感じるのですが、リクエストの真意は、どうもそうでないようでした。

ロウテーブルができるまでの、図面どうりに進まない、予測不可能な創作を目の当たりにされたクライアントは、
本当に、ゼロから考えて作る家具ということの全部を実感し、とても喜んで感動をして下さいました。
「まさかそこまでやってくれるとは思わなかったです」「だから、またお願いしたくなるんです」と話して下さいました。確かに、創作のプロセスには合理性よりも衝動が上回り、スパークし衝撃が走る中で出来上がるようなものです。
スムーズに器用に進めたくとも、スパークするほどの衝撃が、あるかないかだと思います。







20150702.jpg

ぼくはモノを考えたり、それを作ったり、出来上がった家具を使ったり、と、一環して好きですから、とくに特別な努力をしているわけではないのかもしれません。

クライアントの気持ちに気づけるように無意識になれるように、努力しているのかもしれません。
へんかもしれませんが、情報だけでは見えない何かに、その方が本当に求めていることが静かにあるように感じます。
無意識だからこそ、すっきりとした意志の共有ができるということでしょうか、、、、

そして、確かなものを見たときに、スパークします。
自分が自分で抑えきれないほどの美しい世界が広がります。

そんなことに手応えを感じるようないい年齢なってきたということですかねえ(笑)



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