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09.22 Wed
201092204.jpg

4ミリ厚ヌメ革を張っているところ。
2人で、連携しながらの手仕事で、革を張っていく以外、策が見つからないです!

太鼓を張るやり方も、この椅子では無理。
また、裏張りの帆布のおかげで、案外伸びない。
帆布を裏張りせずに、革と別々で貼ったこともあります(シュールームにある椅子)が、効果は少なかったです。
やはり、裏張りした革を、水(自然の力)で十分伸ばし、それをピンポイントで順番に張っていくのが、効果は大きいです。

とても、大変で手間がかかります。
厚ヌメを、もっとスムーズに張る方法を、いろいろ思考するんだけど、これ以外なさそうです。

これと同じ理屈で、ひもで引っ張るやり方もできないこともないですが、、、。

とにかく、一筋縄では行かないです。


ベルト状に細くしたものを大きく編んで座にするのも、革の活用案の一つだと思います。
それでも、素材の革を目の前にすると、素のままで使いたくなってしまいます。
小さくすれば、いろいろと楽になります。
大きく使うのは、無駄も多くたいへんですし、一見、エコではないのかもしれません。

座面用に、一枚の革から2人分、ようするに、一頭の牛から4人分の椅子しか、まともに確保できません。
それに、一枚一枚、表情が違います。
しわがあったり、傷があったり、硬かったり、、、、ですので、張りながら一枚一枚、感情が入ってしまいます。
不思議です。

それが、細かくなれば成る程、あの牛というリアリティーは薄れ、革という物質的な素材へと感覚は成って行ってしまいます。

デスクでデザインや設計をするのが仕事ならば、リアリティーが薄い分、こういう感覚は薄れるでしょう。
やったとしても真似ごとになると思います。


201092203.jpg

前もって、革を水に浸しておきますが、加工中も水をうちます。


だから、この水が完全に乾くのに、一週間くらいかかるのです。
乾いていくと、パンと張っていきます。

もちろん、使ってから座面の革が伸びて欲しいのですが、できるだけ、張っておきたいと思います。

201092205.jpg

裏はこんな感じです。

とくに、化粧はしません。
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