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12.19 Tue
僕の中で、なんとしても納品したい家具でした。


引出しはこれからの日常を大切にしてくれるような、そんなつつましく丁寧な日々が見えてきます。
この家具には、僕が物を作る一番大切なことがあるのです。





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長く暮らしをともにされてきた大切な方との、本当の意味で一体になっていく日々がこれから始まるんだと、
すぐそばで肌で感じました。


天板の上にはまるで隣に座っているかのような絵が飾られ、そして、暮らしが深まっていくのが見えるようでした。

長い時間のバトンをしっかりと繋なげる担い手として、僕のところへたどり着いてくださったのも、言葉では説明のできない導きとしか思えませんでした。


この10年の出来事も作り手として意味のあったことだったのかなって素直に思え、
確かな1日1日を頂いている。


人はすごいと思う。
感じるっていうことができる。

目で見えないものだからこそ、香りや音やそして温もりまで、ずっと再構築されつづけ、いつもでも新鮮でそしてあたたかく優しい。

目に映っているものが全てだとしたら、なんて一瞬だけの世界なんだと思ってしまう。

時や人は美しいと思う。

古いものには、その美しさを感じる。

美しくなっていくものを生む手でいたい。




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