07.10 Fri
お子さんのデスクのご依頼です。
半年ほど前から、打ち合わせを進め、いよいよ製作となるデスク。

コロナの自粛期間も越えて、打ち合わせを延期したり、
仕事は違えど、ともに頑張ったという実感があります。

本当にこんなことが起こるんだなっていうこと。
子供たちの学校はいつ再開されるのか答えれない大人たち。
ただ家の中だけは平穏を守りたいとそんな日常が続いた。


うちの長女は、中学3年生となり受験生。
オリンピックもなくなり、甲子園もなくなり、
中学では、修学旅行がなくなった。
いっそ今年はないことにすればいいのにーっと言っていた娘。

自宅での何ヶ月もの日常が続き、
長女は、1人でアクセサリーを作りだした。
一つぐらい欲しいっていう人もいてくれるのかな?と思っていた。

それをオンラインで販売しだして、あの長い休校期間。
自主勉強をしつつ、アクセサリーを作り、勉強して、アクセサリーを撮影し、オンラインにアップし、配送し、
勉強し、、、。
長い自粛期間を経て、全部で90ヶ近く売れたという驚き。

長女には、中学一年生になる時に、デスクを作った。
大きめの天板に、そしてたくさん物が置ける本棚と一緒に、1人のたくさんの想像と楽しみを見つけて欲しいと、アトリエのようなワークルームを作った。

そのデスクが、本当に長女には良かったみたいで、それだけは嬉しそうに「すごくいいよー」と天板の広さだったり、物が飾れることだったり、話してくる。

もう来年は高校生になる。

デスクを作ったことだけは、親として良かったと心から思う。


そして、いよいよ製作にはいったデスク。

長女が使っているデスクの良い部分や、そしてクライントご家族の環境のアレンジや思いなどを込め、再構築したデスク。


リノリウムの天板とメープル材。
いいものを作り届けたい。

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