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02.25 Fri
おぼんを試作しながら製作中。
ちょうど、贈り物としてトレイの製作の依頼を頂いたので、ナイスなタイミングです。



奥右のカバ材のトレイは7年くらい使っているもの。
それで、使いながら感じてきたことは、少し剛性が低いこと。分かりやすく言えば、おぼんとして食器などを運ぶ際に、なんとばく頼りなさを感じるというところ。

部材をごつくしていけば、安心な丈夫な物になる。でも野暮ったくなる。そうすると、いつも「野暮ったいな~」って思いながら使うことになると思う。

そこには緊張感を感じさせない正円のような必然的な美しさが欲しい。

使っている時の人とトレイと食器の関係を、なんとなく無意識に感じてきたのだろうけど、もう少しだけトレイの存在感を上げても良さそうである。

それから、トレイの形は長方形であるが、それを正方形に近い形にしてみたいと思う。
これも、今までの使用感から感じることと、運ぶのに機能的なスペースというのもあるので、たぶん良い結果になると思う。

結局は時が答えを導いてくれているということ。
人がデザインするのではなく、感じるままに形を掘り出していくようだ。
それは自然現象にとてもよく似ているとも思う。


それは外に向けての見栄だったり、かっこつけとは違うと思う。
デザインという言葉は物を考える人を説明するのに、わかりやすい言葉ではあるのだけれど、
僕には、デザインというのは、かっこつけのような感じがする。
表面のかっこつけの前に、素材の特性や個性、人の想いがある。
だから、鉛筆で絵を描くことは、あくまでスケッチにすぎないし、デザインしただけにすぎない。


でも、僕がやっていることは違って、生活の中から自然に作っていくことである。


生活者であり、想像者であり、製作者である。

シンガーソングライターみたいな?





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