03.10 Fri
こちらも、納品日が決まりもうお別れ(晴れてお届け)の黒染めのテーブル。
ダイニングテーブルと言えば良いのか、リビングテーブルと言えば良いのか、
たくさんの時間の中、使って頂きます。


科学反応で木を染めているといっても、表面の黒に透明感が出てくると思っています。
それは表面が使われていると、油が入ったり、こすれたり、はげたり、、。
ニュアンスが出てくるともっと良い感じになっていって欲しいですね。

最初はどうしても均一な黒を目指しているわけだから、
漆やぼかしなどの透明感のような色気を経年変化に期待してしまう。

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それにしてもいい感じだ。
素材感はブラックアウトされていない。
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09.18 Sun
10chair を60チェストの上に。



60chest は1800mmの高さがあり、お店のカウンターの背面で収納として活躍しつづけている。
上の方まで引き出しというのは、独特の使い方になる。

本屋さんで、高い棚のために踏み台が置いてあったり、ギミックなハシゴが置いてあったりするのを見るけど、その踏み台を使う時や、とくにハシゴを使う時は、僕はなんだかちょっとだけ役者になったような気分になる。

上の方まで引き出しというのは、使い勝手が役者なのだと思う。
そう思うと、自分の人生も映画のように、日常も映画のように、楽しんでいるようなそんあ気分である。

フレームだけの10チェアにちょうどいい場所でもある。
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01.27 Mon





書家の杉浦晴香さんが、表札の見本を届けに来てくれました。

住宅の建設をされているクライアントも多いため、表札のご相談を頂くこともあります。
文字を含め看板や表札など本体を作ったりするのですが、文字に魂を込めたいなと思うことがあります。

逆に文字は記号的にライトにとらえる場合もありますが、文字を深めるのも良いですね。




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11.24 Sun


ありそうでないもの。

やっぱり、探し続けたけどない。

ありそうなんだけどない。




それは理想の普通。


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豪華さでなく、豊かさ。


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11.17 Sat





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店の雰囲気が明るくなった。

新しい家具や作りたいことがたくさんあって、時間が足りないなあ。

楽しいからいいものができる。
いいものができるから楽しい。

何がいいものって言われると、
シンプルにいいものはいいになる。

作り手が、「いいよ!これは。」って言えるぐらいの。



先を見続けている。





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06.05 Tue

前川國男邸 

モダンでとてもお洒落に感じる。

江戸東京たてもの園で見学できる建物の多くは、今の住宅にはないキュンとくる部分がいっぱい。

品があって粋である。






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これからの人にこそ、お洒落に生きていってほしいと思いました。

僕ができることは、それを僕自身が実践していくこと。
そして、それを普通に提案していくこと。

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05.09 Wed
新しいアトリエのことを考えていて、やっぱり場所のパワーみたいなのが始まりで、その地に足で立ち感じ、生まれていく想像を現実にしていきたく。

いずれ今のアトリエから新しいアトリエに移る日が来るんだろうって実感は持てないんだけど、
未来のアトリエでやっていきたいことは、不思議だけど、はっきりしたイメージが浮かぶ。

畑や服やガラス瓶やボールから溢れるサラダ、風になびく旗、デッキを抜け店内に入る風、帆布で作るトートに、トートバックをかけるフック付きにデスク。本当に素晴らしい新作のソファがゆったり置かれ、素材と仕事がカラフルにからみあい、木漏れ日や食器の音や木の香りや料理の香り、そして忙しそうな手仕事の音、木の床を歩く音、窓を開ける音、雨音、透き通ったガラスをつたう雫や、一面に広がる夕空、いつのまにか自然に包まれていく日々、あげたらきりがないけど、どうしても手に入れたい土地が見つかって、そしたら今までためてきた見てきたことや場所の感動が、こんなにも開放していくなんて、、。

手に入るかどうかわかないけど、がんばってみます。



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05.05 Sat

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念願のソファということで、布仕様で注文頂きました。
リクエストの赤いファブリックを中心に提案。
赤といってもそれぞれ雰囲気がある。
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03.23 Fri
桜咲く。

そして再会の打ち合わせ。
奈良県から会いに来てくださいました。




「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」の背景に、そっと家具があるように。
先日採寸におじゃまし、愛育み愛で守っていくあたたかで明るい気配で満ち溢れている暮らしを感じ、家族のうつわとしての家づくりということだったということを聞いて、そんな日々が始まり、今日までいったい何日そんな思いと願いが重なってきたんだろうと想像し思わず涙ぐんでいたのは、そこには大きな愛を産んできた人が生きていく美しさに心がふるえたのかもしれない。

「すみながら」に残していきたいことは、何重にも重なりあい結晶として一冊の美しい本になっていければという夢。
別々のところで生きてきた僕らは、家具というきっかけに導かれ、同じ時間の中で見ているものが同じという安らぎのような夢を持っている。
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01.05 Fri


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古いお札をポケットに入れて 犬山 成田山へ。










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階段を上りに上りご本堂にて、ご祈祷をして頂きました。
長い間かかりましたが、再会できればと思って、気負わずに。

ご祈祷をして頂いている時間は、いろんなことが次々と思い起こされました。
これから先のことを思うはずだったのに、ほとんど過去への感謝で胸いっぱいになってしまいました。











おかげさまで、過去と未来がすっかり繋がり、
時間というのは心の中でありがたく常に進行形になっているんだと、、今更ながらに温かく思いました。




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犬山の夕暮れも神々しく感じました。



明日、2018年仕事初めです。
一年はあっという間に過ぎてしまったんではなくて、一年でいろんなことがあったよねーって言えるように
一日一日を大切に励んで参ります。

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