
革の折りたたみスツール。
実際、革を張ってみないとわからないという事で、革を貼ってみましたが、予想どうりまだ関門があることがわかりました。革の厚みが良さであり、それがネックになっています。
革を張ると全体の剛性が上がります。
革素材ならではの、剛性と座りごごちです。折りたたんだ時の持ち運びやすさ、にぎりやすさも、試行錯誤しています。
木で作るフレームは、いくつかの試作をもとに、だんだんと到達してきました。人が求めるサイズ感や動き、存在感などが分かってきました。ただ、革と一体になっての物になるわけですから、予想している事が、ひっくり変える事もあり、最後までドキドキです。ホント、、。
ちょっと、冷静になるために静かに置いたままにしておきます。
しばらく試行錯誤は続きそう、、、。
今日は、依頼頂いているダイニングテーブルの設計を進めました。
かなりよいテーブルになりそうで、ワクワクします。
どのテーブルよりも、「宮嶋さんに頼んでよかった」と思える結果になると思います。いや、そうなるように全力で大事にします。
今の僕には、相当の自信があります。
今までの経験とかそういう事がそう思わせてくれている訳ではありません。
それは、日本一の家具職人になると腹をくくったからです。日本一というのは、有名ということではありません。
そんな簡単なことではありません。
こればっかりは謙虚な努力が必要なので、忍耐強くやり続けたいと思っています。
「私が満足できる家具を作れるのは、日本中であなたしかいない」
これは僕の宿命であり、使命感であります!
目指すところは近視眼的ではないのです。
全部つながっていますから、全部大事です。