
大阪まで納品に行ってきました。
ソファと、オリジナルの04ダイニングテーブルです。それから04チェアヌメです。この椅子もとても苦労してようやく定番にできた椅子です。相当いい椅子だと思います。この素材であの価格は、実はかなりお得。
こういう革のような永い経年変化を楽しめる椅子を使って欲しいという気持ちから、かなりがんばっています。しばらくは、がんばろうと思います。
実際に納品すると、スタッフが言うには、作った家具の素材も形も大きさも、他はあれえないと思えるみたいです。
そう思えるものを考え尽くしているので、当然というえば当然なのですが、他はありえないと思えるくらいまでグッとくるのは、私の感覚なので、素直な自分でいることが結構大事なのでしょうね。
理由はシンプルで、「良い物は良い」ですから。

この白いタイルからイメージしていきました。
当初、相談頂いた時は、四角のテーブルをイメージされていましたが、円卓に辿り着きました。
背面にデスクを予定されていましたが、生活しながら必要なものを足していくことを、前向きに考えて頂けたので、これからがとても楽しみだと思います。
「細めのスチールのフレームに木の天板というシンプルな飾り棚のようなものがあっても良さそうだと思います」
と、円卓を提案させて頂いた際に、お話をさせて頂きました。
実際生活していくと、どう感じてどうしたくなるのかは、とても面白いところです。
やっぱり、何事も楽しむことが一番ですね。
本棚なども納品しましたが、また後日紹介させて頂きます。

そういえば、床材が、なかなかいい風合いでした。
メープルのサーモ処理をしてあるものらしいですが、チェリー材のような色の濃さでした。
サーモ処理は着色でないので、かなり好感が持てます。
もはやメープル材には見えませんが、こういう材があれば、私は、家具に積極的に使うと思いました。
何より、床暖対応なので、わりと安心して使えるみたいです。
私の家は、床暖対応でない暴れオーク材です。
かなり反ってますが、それはそれで木らしく良いとも言えます。理解がないと、びっくりクレームになるので、全ての人が使える訳ではないと思いますが、、、。