11.30 Tue
小さな頃、年賀状を作ることは、私にとって、とっても楽しみな大イベントでした。


午前中、なんとか時間を作り、友人らに出す年賀状用に家族の写真を撮影しました。
家族らしい写真が撮影できたので、よかった~。

ところで、姉ちびは、幼稚園で覚えてくるのか、いろんなポーズをします。
ホント、私たちを、笑わせてくれます。
ありがとう。




しかし、01チェアの佇まいは、シュッとしてる。
だから、飽きないのかなあ?
私の椅子の代表作だと思う。


それから、お店の新年のあいさつDMも、もちろん作ります。

夏と冬に一回づつ。夏のあいさつと、新年のあいさつです。
1000~1500枚なので、こちらは、印刷工場に発注しています。
撮影や版下は自分で作り、いつもデータ入稿しています。
楽しくやっているので、続いています。

そして、いつもギリギリになってしまいます。
今年も、たぶんギリギリになりそう、、、。

明日から、師走ですね。


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11.29 Mon
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イジーチェア(安楽椅子)。
今日も、自宅に持ち帰る。

心地よいとは、、、、。

この椅子、本当に座りやすい。たぶん、すごい。

なかなかここまでの座り心地のよい椅子に座ったことがない。
しかも、リクライニングできるっていう機能が、かなり実用的で実際に使います。



もうすぐ完成できると思いますが、うれしいことに、既に、製作を依頼頂きました。

うれしいです!!
この良さを求めてくれる人がいてくれたこと。

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11.29 Mon
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今日はよく晴れていたので、外で過ごしました。休日は、晴れていて穏やかな日は、たいてい外で過ごします。

そういえば、高校生の時、昼食は、教室でほとんど食べませんでした。弁当を持って、気持ちのいい外を見つけては、あちらこちらで食べていました。

やはり、穏やかな日は、外は気持ちがいいですね!

で、ベンチを外に出し、妹ちびも外に連れ出し、コツコツ進めているギターのラック塗装を進めました。

家具とは違うが、素材は木。主に使ってあるのは、メープル材とマホガニー材とスプルース材。

同じ回数、セラックを塗布しても、導管が埋まらないのがマホガニー材。
また、穴に鼻を近づけ、ギター内部(無塗装)の香りを確かめると、ほとんどスプルースの香り。針葉樹は香りが強いのがよくわかる。

まあ、このセラックの艶の色気は半端ではなく、ホント琥珀色の水飴のような、感動レベル。
手間がかかりすぎるので、現実的ではないかもしれないけど、やっぱり、いつか家具に使ってみたいです!!
たぶん、いつかやらずにはいられないと思いますが、この話が忘れられる頃になると思いますが、、
チョコ、3年かかって返した人ですから。

このセラック塗装、流石にやる人がいないだけある。とにかく、手間。そして地道な作業。

でも、そういうのめんどくさいけど結果が少しづつ見えていく作業って、自分はかなり好き。
う~ん、例えば、雑草を抜いている時などもそう。今思えば、家具作ることも、たぶん合ってるんだと思う。

コツコツ、一人マイペースで何かを進めていくことが、とにかく好き。
休憩のタイミングとか、絶妙に入れたりして、、、。

でも、めんどくさがりや。なのに、気持ちが動くといつの間にか行動しているというか、、。

我ながら、驚く。いつの間にか、終わってたりする感じ。予定を考えている時は無理でしょ~って思ってるのに、、。しかもめんどくさいな~って思ったりもしているのに、で、何かスイッチが入る。
気分さえ、のれば、どこまでも平気な感じ、、、その分、どっと疲れて寝るんだけど、、。

寝るのも得意だったり、、、。

たぶん、好きなことを仕事にしてないと、病気になると思うんだな、ホント、、、。



今日も、聴いたこの歌「大丈夫」
斉藤和善のこの歌を、この2年どれだけ聞いただろうか。
音楽のような形のないもの。
私の目指すところ、目をつぶって気持ちのいい家具を作ること。


大丈夫 なるようになるのさ
いつでもそうやって笑ってたじゃない
大丈夫 なるようになるのさ
構わず行こう思いのまま ♪

今日もありがとう!!!
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11.28 Sun
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今度、この一人がけのソファの背面に、手縫いステッチでネイティブな模様を描くことになりそうです。
おもわず、打ち合わせ中に、テンションが上がってしまいました。

私がチャレンジしてみたいことだったです。


その模様を描くことは、ソファの機能的には必要のないこと。
そこには、何かの想いがなくてはそういうことにはならない訳で、かけがえのない特別な存在になっていくのでしょう。

なんかこう、簡単には言えない、心の奥の方にありそうな人間の原始的な感覚だと思います。
モチーフは山だったり、植物だったり、、、絵心を持った動物が、喜こび楽しむ、そして励み、思い巡らす。
国境を超え、時間を超え、地球という大地でつながっていく、、。
ただ、それだけで、十分意味があるような気がする。

準備をするというより、、暖めていこうと思います。
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11.27 Sat
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キッチンが形になりました。

最近いろんな発見があります。
しかも、自分でも驚いちゃうぐらい新鮮なことばかりで、とっても貴重な時間を過ごさせてもらっているからなんだろうなあ~と実感しています。

出来上がるのは、機能を謙虚にふまえた家具なんだけれど、その存在は、物というよりは山や空や夕日などの情景的な部分を潜在的に秘めている、、、しかもそれがささやかなんだけど、しっかりと伝わってくる。

耳元で、ささやくような、スペシャルな何かを持っているのです。

なんなんだろう、いったい?


間違いなく、少なくとも自分は感動しています。培ってる。
形ではない見えない部分です。

心が反応しちゃうっていう特別な何かです。


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11.27 Sat
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グラインダーを手に入れました。
鉄を削ったりするために使おうと思います。

木を削ったりしてみたりもしてみたり。
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11.26 Fri
今週は、なんか忙しい、もう、金曜日~。

やはり、住まいと家具は切り離せない関係であると言えますが、主役は人。建築に合わせるというより、その住み手のために、その住まいでの生活道具を作るということなのです。
私の作る家具で、少しでも幸せな時間が過ごせたら、住まいでの生活はだいぶ違いが出てくると思います。

でも、なんだか思うのは、家づくりって何かと費用がかかる。
私のところに、家具を相談に来られる方は、建設前に相談しに来られ、家が建ち終わる頃には、なぜか予定以上に建設費に費用がかかってしまい、家具にかけれる予算が少なくなってしまって、、、。っていうのはよくある事。

なんだろな~建設業って。
住み手目線になって心地よい住まいを作るのはホント簡単にはできないことでしょう。

私のような家具工房や家具の作り手のほうが、よっぽど、生活のことを好きで仕事にしているような気がする。
建築のための建築。嫌だな~。
全ては「住まい手のための」という部分が重要。
生活のための建築だよねぇ。

なんにせよ、与えられた環境でベストな時間を過ごしたいですね。



それから、
今日は、次女のクリニックに付き添いました。
混んでました~。すごい。

結局は、究極のところ新しく道を切り開くのは、少数の人のチャレンジ精神なしではあり得ない。
なんというか、「手堅い」のか「生温い」のか表現は難しいが、要するに、もの足りない。
やはり、規制や概念は一般論での話にはとても有意義であるが、一般からはみ出た場合、むしろ邪魔なぐらい。
でも、いるんですよね、チャレンジ精神を持った人が。
大病院にはいなくても、小さい病院とかには。
ようするに規模ではなく、密度。
やはり、人。


人生をかけてチャレンジです!


それから、午後は時間をあけて、私と妻が、健康診断をしてきました。
毎年行っているものです。
今回もバリウムですが、数年前、胃カメラを飲んだ時は、「お願いだから、ホースもっと細くなってくれ~」と思いました。
しかし、なんなんでしょうね、あの健康診断を終えた後の、ちょっとした達成感。別に自分はバリウム飲んでぶら下がっていただけなのに。

それにして、やはり採血は、なんかドキドキする。
だから、その前に血圧測定しないで頂きたい。想像力で血圧が下がるって(笑)!


スタッフのみなは、既に終えていて、結果は健康みたいです。よかった~。




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11.21 Sun
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これは、何でしょう。

革と革を、糸でつないでいます。



こんな感じで、

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こうなっています。


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こうやって革を活かすのも、革を使う人の責任ですし、楽しい!

木も、大きいのも小さいのも、節がないのも節があるのも、全て使いきるのが、私のプライド。

何も無駄にしない。

削ったオガコは、堆肥を作るのに、役立っています。一度たりとも捨てたことはありません。
それで育ったお野菜を頂きます。
そのお野菜は美味しいですし、気持ちいい。
細かいハザイは、薪に使いエネルギーとして使いきります。
薪ストーブは、芯から暖まりますし、眺めても心が癒されます、何より気持ちいい。
(ちなみに薪ストーブって、電気ストーブやファンヒーターや灯油ストーブより、一番、CO2が排出量が少ないエネルギーなんですよ。)

そういう循環あっての、生涯のものづくりです。
作るだけでは、何か足りてません。



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11.20 Sat
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私が一番最初に、挑み作ったソファです。そしてその頃に作った飾り棚です。
オリジナルにも紹介していませんが、シュールームにず~とありました。

研究を重ね、椅子張り職人さんにご指導頂きながら、無駄に丈夫なソファを作ったのが、とても思い出深いです。
それと、棚もそうです。

そして、いよいよ、今日行くべきところにお嫁に行きました。

肌色の山田さんのところです。

山田さんは、このファーストの存在だからこそ、迎え入れたいと言ってくれました。

それが、とても伝わり、うれしかったです。

私には、こういう人間関係が、自然とつながっていて、そういう縁だけは、本当に大切にして暖めていきたい。


縁というのは、不思議で素敵で人生を楽しくしてくれている。

それに感謝できるように、毎日を過ごしたいです。
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11.19 Fri
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いよいよ、手を入れようかと思います。
厚みは8センチあり、幅も70センチくらいあるなら材です。
ワレが入っているのが、お気に入りで手に入れた丸太材。
なんとかこの自然現象を、生活の中に迎え入れたいと想い、何か作ってみようと悩んできました。

私が、修行をさせて頂いていた頃、これより大きい丸太ばかりに囲まれていました。
その頃の感覚がよみがえります。

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16年前、若く無知な私は、今よりもっと自由な発想で思いめぐらせていました。



それから、社会で遭遇してきた一枚板の家具が、私をこういった存在から、なぜかしら遠ざけました。
一枚板を使えばいい的な仕事ぶりを感じ、嫌気を感じたのも事実です。
それと、社会に職人として認められたいという気持ちが、効率的にテキパキと仕事をすることに美意識を持っていたことも事実だと思います。


でも、今、こういう自然の現象に、強烈に魅力を感じている自分がいます。

そして、今、見えない壁を前にしています。

その壁は、技術や知識では先を見いだせないとっても透明な何かです。

手強いです。

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