
最近、仕事を家に持ち帰ることが増えてきた。
何にせよ気分転換は必要なので、音楽を聴いたり珈琲を飲んだり、、、。
それにしてもZeppelinのこの形はなかなかだと思う。
背面の磨きこみは、芸術的だと思うんだけど。CDを切り捨てているあたりも好感持てる。
まだ数年しか使ってないけど、この異様な形が何より気にいっている。
家電も愛着持てる存在になりえるんだなあと。
話をもどして、、、
仕事ばかりしないようにと決意して、自宅と工房を別々にしたのだけど、常に仕事をしているというか、そういう人なんだろうな僕は。
旅先でも、家具のことを忘れることはない、というか、むしろイマジネーションは活気づく。
家具っていうと日常なんで、だから旅とはちょっと気持ちのいるところが違うのだけど、なんというか日常はほっとくと味気ないので、それをちょっと気持ちよくさせるようにしていく。日常は大変で繰り返されるからこそ、チャンスはたくさんある。改善のチャンスが。
一年中、そういう日々のより良い時間のことを想像してばかりいるのは、結局、おもしろいからなんだけど、
クライアントに、「家具を見ているときちんとしようと思える」と共通した意識が芽生えるのも、僕のそんな意識につながっているのかもしれないと。
そういう感想を頂くのが、収納家具より椅子一脚からの方が多いということは、きちんとするというのは、心意気のことなんだろうと思った。
きちんとしたいよね。究極、無理だけど。