02.28 Tue


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 craftsmanship

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02.28 Tue
クライアントから頂いた手紙やメールなどは、ボクには宝物。とても個人的な大切なもの。
だから、紹介することはほとんどしない。

ボクの思想は、ぼくの日常の中で育っている。
なにげなく暮らしていると、思想なんて普通はなくたっていい。
ただ、ただ、思想は作るものでなくて、生き方から生まれるものだと思うだけだ。

ボクの大切な家族の写真と、クライアントから感想として贈って頂いた
「まど みちお」さんの詩です。

この詩を読んだときは、本当に涙がでました。
もの作りは、とても尊いことだとあらためて思わせてくれました。

とくべつに紹介させて頂きます。



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「ものたちと」  詩・まど みちお



いつだってひとは ものたちといる

あたりまえのかおで



おなじあたりまえのかおで ものたちも

そうしているのだと しんじて



はだかでひとり ふろにいるときでさえ

タオル クシ カガミ セッケン



といるどころか 

そのふろばそのものが もので

そのふろばをもつ 

すまいもむろん もの



ものたちから みはなされることだけは

ありえないのだ このよでひとは



たとえすべてのひとから みはなさた

ひとがいても そのひとに



こころやさしい ぬのきれが一まい

よりそっていないとは しんじにくい

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02.27 Mon
着色するというのは、素材の持ち味を吟味している者にとっては、かなり勇気のいるアクションなのである。

木の見ためだけを言ってるんだろうと思うけど、意味のわからない既製品などがある。
例えば、
チェリー色仕上げメープルとか、、、。これって、メープルにもチェリーにも失礼だろ?って思います。
本物にはかないませんし、コスト都合でいい感じのネーミングつけて誤摩化しているだけですね。
やはり、本物がいいです。
これが薫製処理などの結果的にサーモン色になってる場合は、ぜんぜん抵抗はありませんが。

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で、これが黒くしたトビラ。薪置き場(物置も兼ねてる)に設置する。
だから、薪置き場も黒くしなくてはいけませんっ。
黒くするにも、いろいろ検討して、臭い柿渋に合った自然塗料を使いましたが。
あーもう引き返せない。
どうなることか。

とは言え、迷いはありません。
チャレンジに失敗はありませんから。

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1何もしないまんま(石鹸とか油ぶらい塗る)
2自然の防腐剤や顔料を塗る(柿渋やベンガラ)
3黒くする(炭にしたり、炭をぬったり、鉄に反応させたり)
4白くする(漆喰をぬりたくる、紫外線にあてまくる)


何をやっても、自然の仕業がプラスされていきます。
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02.27 Mon
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肌色の山田さんのとこの事務所に行く帆布の椅子です。
彼のイメージをそのまま形にした椅子です。

「みやじまくんは、帆布がすごく似合ってるよ、肩の力の抜け具合とかさっ」と連呼され、
「そんなことは、、、あるかもね?、まあでも革もいいよ、というか素材全部それぞれいいけどね」と答えつつ、
「帆布は大人のカジュアルダウンした感じで、ようするに船旅で、そう自由で普遍でロマンなんだよね~」
とまでは言わなかったな。
「ま、さわやかな南風を感じていたい」ということです。
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02.27 Mon



先日、ちょっとした撮影があって、久しぶりの顔ぶれでした。


やはり、縁あって知り合って、
なくなんとなくごぶさただった人に
ひょんなきっかけで久しぶりに突然会ったりすると、
素敵な人だとあらためて思いつつ、
ああ、コレ、コレ、この感じだよこの感じっと心地の良い感覚を思い出したりします。




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02.22 Wed
パソコンってピンとこないけど、Macは友達だ。

スティーブ・ジョブズ氏が、
アイクラーホームとブラウンに感銘を受け影響を受けていたと何かの雑誌で読んだ。

ああ、そうだよなあ!
と、目からうろこ。

ボクも妻も、昔から、アイクラーホームとブラウンの作った物は大好きだった。
なぜか、不思議とその2つ。(ブラウンのロゴは最高だ)



今日、午前中に、iPhoneの修理で、アップルストアにかけこんだ。
身銭を投じて、はじめてMac(G4)を買った日を思い出した。

バイクで事故って下半身が不自由になった友人のMacを探しに、
車いすをおしながら、弾む気持ちでMacを買ったのを思い出した。

ボクは、何度となくMacの前で夢を描いた。
そして、これからも、これからのことを良くしていこうと夢を見るだろう。

こんな感情に気づかせてくれるほどのプロダクトを、
今の日本のメーカーは生み出せるのだろうか。
勇気もロマンも足りないだろ。

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02.22 Wed
この椅子は、教え子のところにいきます。

トライデントというデザインの専門学校で、10年程、先生をしていました。
もちろん家具のデザイン学科ですが、今はなき伝説の学科です。

そこは、実技が充実したリアルなデザイン教育がありました。
とても、熱意のある先生ばかりで、ボクには合っていました。
人間を育てる教育。感性教育はとても有意義だと思います。

生徒には女子もいる訳で、クラフトマンであり、クリエイターであるそんなモノづくりをしていました。

ボクは、そこで実践とデザインを教える非常勤講師でした。
「熱い」とか「情熱的」とかよく言われていましたが、今思えば、確かにそうかもしれません。
情熱なしでボクのように自立したもの作りを志す人はいないと思いますし、
ハッキリした夢がありビジョンがあり、だからこそのことだと思います。

根性のあって熱いハートのある若者達と、木工スタジオで、プレゼン好評会で涙した日を思い出します。
このボクが、教えたことは多くはありませんが、しっかりと彼らの心の大事な部分に根付いていてくれると信じています。


この椅子は教え子の一人のKさんのところにいきます。
彼女の大好きな03チェアは、ブラックチェリーです。
とくに革はヌメのロウびき仕様で、その革の風合いとチェリーのなんとも言えないコラボが、
ボクも初めてみる感動があります。

それから、04チェアの籘編み椅子を、生涯の自分の食卓椅子として、ハッキリと薦めました。
きっと、籘編みの草花の無限の色彩の経年変化と、人生をともにしてくれると思います。

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打ち合わせの時に、ご主人から「先生」と言われるのは妙に照れくさかったですね(笑)
中古でコンクリートのおもしろ物件を手に入れたみたいで、Kさんは自分で無垢の床を貼ったみたいです。
モダンな小粋な物件なので、今度納品に行くのが楽しみです!!


今日、長女(6歳)にこの前まで、先生していたんだよと言ったら、めちゃくちゃ驚いてました。

またいつか、クラフトマンの学校で教えてみたいものだ。
学校を作るというのも、冗談でなくアーティストの友人と夢話をしたことがあるけど、
それはそれで情熱をそそげるのでいいだろうな。
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02.21 Tue
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昼食後の、運動になりました。

太くて割れなかった丸太ですが、鉄の専用のクサビを使ったら、割れました。
2本使いが基本。
40センチぐらいになると、どれだけねばっても、
斧だけでは割れません。

クサビの効果的な破壊力は、とても理にかなっています。

薪割りは、暖まりますし、ストレス発散になります(笑)

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02.21 Tue


自然美。



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02.20 Mon

前夜から、髪を編み込んでドレスアップ。

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一人で演奏もしました。
一生懸命なピアノの演奏も本当によかったですが、

ピアノのことの背景や、
家族で前をみて、がんばってきた日々など思い出されました。

ボクには、グランドピアノを不自由な妹とともに奏でているように見えました。

そんなことを思うハレの日でした。


がんばって前にいくことが、どれだけ意味のあることなのかを噛みしめて、
これからも、誰と比べることもなくありのままを受け入れ、
また同時に不断の努力をしていこうと思います。



それこそがオリジナルの生き方で、個人にとって意味のある人生だと思えます。


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友達を見つけて、おもわず手をあげてました(笑)

フリフリのスカートなので、ついでにポンパドールなどして
いっそ50’sテイストのドレスアップをしてみては?
と、提案してみようかな~
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