次女と妻を、静岡まで迎えに行ってきました。
4日ほど検査入院をしておりましたので。
妻が良い場所を見つけたというので、缶コーヒーをポケットに入れ、散歩に出かけました。

ほんとでした。

湿地帯なので、珍しい植物が生息していました。
こんなところに工房があったら、余計なことを考えなくてもいいよね。
と、妻がつぶやしていました。
その工房は、きっと素敵なたてものなんだろうな。
大切なことが見えていると、必要のないことも見えます。
4日ほど検査入院をしておりましたので。
妻が良い場所を見つけたというので、缶コーヒーをポケットに入れ、散歩に出かけました。

ほんとでした。

湿地帯なので、珍しい植物が生息していました。
こんなところに工房があったら、余計なことを考えなくてもいいよね。
と、妻がつぶやしていました。
その工房は、きっと素敵なたてものなんだろうな。
大切なことが見えていると、必要のないことも見えます。

今から18年前、ぼくはこの写真のアトリエで夢を追いかけていた。
突然、友人に誘われ、午後から尋ねた。
ぼくの、職人としての家具づくりはここから始まった。
今はなき工房と、残されたモニュメントやパートナーズハウスを見た。
なんとも言えない、寂しさがこみ上げた。
モニュメントも作品も残らなくていいから、工房だけが残っていて欲しい。
作業机や道具を現役で残したいとあらためて思った。
何を作っていようがどんな形だろうが、
人様に求められ尽くす物を作ることを永遠につなげていきたい。
50年後も、100年後も、1000年後も、思いがつながり、アトリエが存在しているように。
根を張るように。

40歳にして、自然が愛おしく思うこの頃である。

秋色が、うれしいこの頃です。
昨日は
来年される方が多く、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。
スウェーデンから来られたクラフトマンの方(女性だからウーマン?)との、会話はとても貴重でした。
日本の家具作りをしている人と、ちょっと会話が噛み合ないこの頃でしたが、枠を飛び越えてしまえば、こんなに当たり前に共感しあえるるとは、なんだかほっとしました。
最近は、たまに海外からクラフトマンの方が、
わざわざ見学に来られることがあるので、話していても楽しいですし、刺激と共感があります。


あるだけでうれしいソファです。
座りやすさもなかなかです。
ぼくも自宅で使っていまして、とてもいいソファだと思います。
先週、
自宅の同じ大きさのソファで、3日ほど、朝まで寝ました。(ベッドの代わり)
何度か目が覚めましたが、それは、ストーブの薪をくべるための意識からだと思います。
本気で寝て初めてわかったんですが、クッション材の羽毛が良いのか、快眠できて驚いています。
素材の持っている特性は、いろんな作用がありそうです。

「母の机も作って欲しい」と今までの思いをいったん受け取りました。
楢の木のオイルフィニッシュのデスクです。
引き出しのつまみは、
真鍮でイメージしていましたが、やはり、共材のナラの木で作ることします。
息子さんの机のつまみと同じ

形で作りたいと思います。