02.28 Thu
ダイニングテーブルを納品に行ってきました。

円卓にすることでの効果がいろいろありそうで、良かったです。


以前納めたこの下駄箱を見れるのをずっと楽しみにしておりました。

Shoe cabinet / Black Cherry oil finish

板戸の狂いもなくピシッとしていました。
そういう仕事をしましたが、現実に応えてくれていて、愛おしい気持ちになりました。

1年ほど経ち、ほんのり味わいが出ていましたが、これからが増々楽しみです!
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02.26 Tue


ソファのヌメ革を、ヌメ色か黒か迷われるクライアントは多い。

それはむずかしい問題である。

単にヌメと言ってもいろいろあるわけだし、
黒といってもクロム鞣しの革にはない質感を感じてしまうわけだから、
好みの色を選ぶという単純なことでもなさそうである。


一人一人の人生は、とてもとても大切で、唯一無二である。

まず、自分を愛してほしい。

日常を大事にしてほしい。

音楽を、芸術を、感じてほしい。




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02.21 Thu
試行錯誤中のシェーカーテーブルのことは、あえて今日は頭から外しての籘編みの日です。
日当りの良いショールームで作業台を広げ、ポカポカ気分で編み込みをしました。


とても手間のかかる仕事ですが、楽しんでやれるだけやっています。

2013022102.jpg

人らしく一生懸命に取り組む日常は、自分が思い描いた夢でした。
夢は叶えていくためにあります。


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02.21 Thu

2013022101.jpg


安楽椅子です。完成してから3ヶ月ぐらい経っています。
そろそろお約束の日が近づいてきました。


北海道にお住まいにクライアントのもとへ送ります。
この安楽椅子は、リクライニングできることから、こうやってコンパクトになります。

これから、しっかり梱包をします。
安楽椅子の他に、大きな家具が4台あります。
既に梱包は終わっています。

一年にわたって作ってきましたので、いろいろ思い出されます。

どうか思いが届きますように!

かけがえのない日常を支えていって欲しいと思っています。

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02.20 Wed


お寺さんです。


住職の思い出の木です。
桐の木だそうです。

根付いてくれるといいなあ、、、

以前、円卓を作り使って頂いています。
籘の肘掛け椅子も大活躍しているようでした。
とても気にいって頂けているようで、本当によかったです。


2013022001.jpg

職人仕事なので、代用ができず、
お待たせしてしまいましたが、ようやくソファを納品に伺うことができました。

いろいろお話をして頂き、
楽しい時間をありがとうございました。


この地域では、「薪」を
養護学校の生徒さんがわけてくれるそうです。

大工さんや建設業の方などが学校へ建材や丸太を。
養護学校の生徒さんが、
長さを揃え、この地区のピザ屋さんやパン屋さんに運んでくれるようです。
薪は、とても温かくとてもありがたいことでしょう。

素晴らしいなあ。
そういうのいいなあ。

お寺さんで、
音楽のミニコンサートや、絵や書などの展示会、市民バザーなど
いろいろ開いていきたいとおっしゃっていました。
老若男女いろいろな人達が、音楽や会話を楽しんでいる姿が、目に浮かびました。

妻の父も、よく地域のジャズコンサートがあると参加しています。
音楽好きが高じ、PAとして、分踊りでは大活躍してます。
岡崎市では、ジャズが盛んでなんとかその和に加わろうとしているみたいで(笑)、
いい歳して、かっこいいです。

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僕の尊敬できる人は、そういう感覚を持っている人です。
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02.19 Tue


夕方、採寸に伺った。
人が集まる場所にしたいという気持ちにぼくは強く共感をしました。
話をいろいろお聞きしていく中で、肘掛けのついた籘編みの椅子を揃えるということに。
世代を超えて道具が使われていくことの意味は大きい。

最近になって、ふと思うことがあります。
地域のお寺のような存在が、とても必要だ、と。

ぼくのできることは、建設的な方法での暮らしの応援です。
家具を作り、具体的に生活の質を上げることです。

具体的な解決をしていくという意味では、お医者さんもそうなのかもしれません。
家具職人より、もっともっと緊急性があり命のすぐ隣にいます。

音楽や詩のように、心に響かせることができる音楽家や芸術家は、またその存在の大きさを痛感しています。
美容師のように女性の心にダイレクトに元気を与えることのできることもすばらしいです。


長い生活の中では、具体的、建設的なことや、また娯楽では、
心が満たされぬ安楽できない時もあって当然だと思います。

そんな時、日常の中で、話をできる集う場、
友達や家族も包容できる存在として、お寺や教会、もしかしたら商店や町工場が油を売りながら、人の心に寄添っていたのかもしれないと強く思うようになりました。

カフェもいいですが、あまりにもストレートすぎます。
故に窮屈でもあります。

そこにいる時だけでも、解放され、包容されるそんな素敵な場があるとうれしいと思うのでした。



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02.19 Tue
2013021902.jpg



今回のシェーカーテーブルは、2000mmサイズ。

内側に入り込んだ脚は、使い勝手がよく理にかなっている。


クライアントから受けた印象があります。一見、家具とは関係ない何かです。

消えてしまいそうなぐらいの香りのような感覚的な何かで、創作の芯になるものです。

ぼくの勝手な偏見かもしれませんが、感動を伴う感覚なのでぼくは信じています。


いつも感性や感覚を磨いていないと、創造的なものづくりはできません。
甘んじたり、あぐらをかいだらその香りはとたんに見えなくなります。
命に対して傲慢だったり、横柄であったりすると、見えなくなります。
感動の全ては命に関係していると思います。



今のところ天板の握った感じなど満足いってますが、
全体になったときに、まだ何を感じるかはわからないので、よい緊張感が最後までつづきます。

作りながら、結果的に調和がとれているといいのですが。

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02.18 Mon



短い時間であるが、美しい朝がある。

今日が終われば、新しい朝がくる。

生まれて以来、いったいどれだけの朝と変化を重ねてきたんだろうか?

どうあれ、朝は、はじまりである。
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02.18 Mon


雨の中、納品に行ってきた。

リビングから眺めた庭。

四季の変化を楽しんでいらっしゃるのが、よく伝わった。
花に話しかけるように、遠い記憶を香るように、まだ咲かぬものを育て地に立つ。
そういうの、本当にいいものだと思う。
ありたい。


午後、来店された方とのお話が、曇り空を少し晴々とさせてくれた。
お金を、人生の価値に変えていく、そして日々を刻んでゆく。
価値感を変える。

人肌によりそうものへ。

次の世代のまた次の世代に、胸を張る。
腕をふるった職人仕事や心意気の宿った仕事こそ、人の仕事なのではないか。


人らしく生きていきたいぞ!
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02.15 Fri


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待ってる


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自家製オレンジの皮


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つまみ食いして







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歯抜けの笑顔はより笑顔だ




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