尾張旭の住宅に伺いました。
キッチンはブラックチェリーと天然石で作り、そこにナラのテーブルを作り、そこに椅子を作ってきました。
キッチンは籘の扉の収納部のアイデアがすごくて、コーナー部ならではの開けっ放しで使える想定です。扉の裏側には、ミトンやフキンなどをかけれますし、内部には、電磁レンジやオーブンなども空気の循環を隔てることなく使えます。籘の編み込みの雰囲気もとっても良くで、キッチンに、こういう素朴な素材ならではの機能活用をできたことは、自然素材への信頼と感謝をより一層深めれました。
もうすぐ完成の椅子を、テーブルの前に置いてみました。
仕上げをどうしたものか、どこまで手仕事の痕を残していくか、いまだに悩んでいますが、
あとは、作業に身を預けていけば、自ずと到達するはずです。
ズシーンと響くような、ものすごい手応えを感じました。

照明は、鉄の金森くんが作るようでどんなものが作られるのか、とても楽しみです。