京都府亀岡市まで納品に伺いました。
朝8:00に出発し11:00ごろに到着。
雨の中でしたが、リビングに面した掃き出し窓から、スムーズに搬入することができました。
大きく開け放された窓は、ありがたいです。
ご主人も奥さんもお手伝いをして下さりました。
家具がリビングに運ばれるたびに「ようこそー」と迎え入れてくれる奥さん。


オットマンは椅子としても活躍してくれそうです。


コンフォートソファは、肩アームです。
吐き出し窓側はアームがないので、窓への抜け感があり、開放的でした。

円卓と01チェア。

円卓とソファの間も良い感じ。

木と珪藻土の壁に高窓。
山の緑が鮮やかに目に入ってきます。
緑に守られているような安心感がありました。
搬入を終え、完成した住まいのことや家の歴史などたくさんの話をしてくださりました。
エアコン1台の全館空調は住まいは、とても知的に感じさえしました。
なんと33代目となるご主人。
この家を守ってきた33代目、、、。
この庭のある建物。
神様が祀られているとても古い建物。
まず、その歴史とそして庭の手入れの行き届いていること、そして昔宮大工さんが作った欅の立派な神棚があり、、、。
神聖な空気とともに、ご主人のまるで修行のような日常の手入れによる庭が存在していて、、、。


雨が静かでそして清めてくれているような、、そんな気持ちになりました。

昔はこの庭で人が集まり、流しそう麺などやっていたそうです。
鮮明に覚えていてそんなことをご近所の人たちが楽しそうに話してくれる。
神様が祀られているこの建物で、33代目のご主人が話してくださりました。
守り伝えてゆくこと。
今その瞬間も流れている時の重なりを建物や土地や存在は、言わずもがなに何か大切なことを感じさせてくれました。
お詣りもさせて頂き、本当にありがとうございました。

いつも建具屋さんの仕事が時を乗り越えているのを見るたびに、身が引き締まります。

畑でとれたお野菜を頂きました。天王寺蕪。
ありがとうございました。
心が洗われました。