02.28 Tue
最終仕上げ。
明るい光の中で、ひとつひとつ確かめるように、仕上げる。
ひとつひとつ手で触りながら、感謝と尊い気持ちが、家具になっていく。



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1日では終わりはしなかった。

それが嬉しいと思った。
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02.24 Fri
Counter Desk

先日、クライントが形になったデスクを見に来てくれた。
デスクの上に作る鉄製の目隠し棚の打ち合わせをさせて頂いた。

奥行きがしっかりあるこのデスクは、
お店のカウンターを見て気に入って頂いたところから始まっている。

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ラタンもブラックウォールナットも、だんだん色味が増していく。

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02.24 Fri


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ガラス取り付けのため、扉を外している。
綺麗にガラスは取り付けは完了した。
扉枠のない状態で棚板もない状態。

ほんとに美しい背景(背板)だなと実感する。
クルミの美しさは嬉しいあたたかさを多く含んでいる。

いよいよ、最終の仕上げの微調節です。
じっくりと焦ることなく向き合えたのもクライアントのおかげ。

最終の仕上げは、とても大切。



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02.24 Fri
納品前の家具

たまたま、
ブラックウォールナットやチークなどでの製作依頼が続き、
色の濃い家具が並んでいる。


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ナラ材のソープフィニッシュなどはとても白く感じるが、とても調和がとれている。
大きな引き出しの家具はクルミ。

面白い。


栗の黒染めダイニングテーブル。
道管がしっかり見え(写真ではわかりませんが)、黒染めならではの家具になっている。
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自然オイルやワックスは、ゆっくり乾燥していく。
その過程をきちんと見守りながら、何度も撫でながら(実際には細かいホコリを落としている)
納品まで安定させながら、静かにオイルやワックスを乾かしいく。


3月に、順にお届けにいく。
3月は納品が多い。
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02.22 Wed
チーク ダイニングテーブル

2500mmの大きなテーブルになる。
仕上がり60mm厚。





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まずは、天板がほぼ形になった。
ここから仕上げはするものの、大きくはさわらないつもり。
2枚並んだ姿が、なんとも美しい。

いよいよこの重たい天板を支える脚を検討していく。
脚は2枚の天板を一体にする役割もある。
なくてはならない。
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02.21 Tue
オーダー例をアップしました。

家具の設計や製作を優先していると、オーダー例をアップできないー。
という言い訳はやめて、約1年前に製作させて頂いたローテーブル。
先日、クライントにお会いしたので。


亜麻仁油の花は「ブルーエンジェル」とも呼ばれている。
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No.425 low table/ maple oil finish / linoleum / W880 D880 H370


自然素材で作られているリノリウムは触れて気持ちが良い。コルク粉や木粉と亜麻仁油で作られている。
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02.21 Tue
週末の打ち合わせに合わせ、提案する家具のことを確かなものへ設計をする時間。
作図というのは収まりなどの検討であるから、製作中に限らず常に頭の中で考えている日々である。
何が良いのか自分なりの納得をしないことには、良い提案も良い家具も作れない。

こちらは、去年に打ち合わせをさせて頂いた、
新しくマンション住まいが始まったクライアントの円卓。
円卓と言っても、僕の作る円卓のは形はもちろんのこと、いろいろ検討することはある。
クライアントらしいがその幅の多さにつながっている。
飴色の木という中で、メープルではなく、今回はイタヤカエデの木。
縮み杢などのシルキーな光沢のあるカエデを吟味して仕入れた。
木目の美しさから楽器に使われる材料である。


椅子はブラックチェリー材とラタンの04チェア。

ナラ材やメープル材の飴色系でない、赤系のチェリー。
チェリーとラタンとカエデ。
きっとクライアントにとって素晴らしい食卓になる。


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こちらも同じく去年に打ち合わせをさせて頂いたクライアント。
お住まいが3月に完成する。
設計は松原さん。いつもクライアントを連れて来て、直接打ち合わせをさせてくれる。
ホント松原さんもそうだがクライントに愛されている。

ナラ材である。
お店があるのが家具職人としての僕のこだわりなのは、
大切に思いを持って作った家具を展示しているわけだが、新作もあれば20年展示してある家具もある。
その違いは見て触って感じてもらうしかない。
どちらが古いのかきっとわからないと思う。でもその当然の変化の美しさを体感している。
何かが違うと。

そして、時間の経過というのが、こんなにも美しいということと、色や形とは違う素材から感じる違いを体感してもらった心には、もう自分との相性みたいなものが、なんとなくわかっている。
言葉やプレゼンでの説得なんて、本当に意味がない。

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このナラ材は優しくあたたかく、家族を楽しませてくれる。
いろんなことがあるだろうけど、囲んで囲んで囲んで、円卓の良さをだんだん味わっていける。



この後も、ナラ材の円卓の製作を予定している。
何年も前に、チェストを作り使って頂いているクライアント。

いよいよ、円卓を迎え入れてくれた。
形状は任せて頂いている

わかっている。
何が素敵かだ。




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02.21 Tue
kulumi wall chest

クルミのたくさんの引き出しのチェスト。
養生期間も経て、乾燥や動きなどある程度落ち着いた頃。
引き出しの最終の仕込みをそろそろ行ってもよい頃。

ガラスの飾り棚の部分があるのだが、ガラス抑えなどがない。
ガラス抑えのない収まりにしているため、寸法に逃げがない。

取り付け作業をしている間に、ハマがけ(貝ワレ)を発見。
ガラスを注文しなおして、ガラス待ち。

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クオリティーが大切に落ち着いて取りかかる準備。



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夕方は光に包まれて気持ちがいい。

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02.21 Tue


栗の黒染めダイニングテーブル。

数回の工程を経て、いい質感になっています。
この後、数日落ち着かせた後、オイルを塗ってまいります。

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02.19 Sun
薪の中で、今年は白樺が混ざっている。
白樺の皮にとても癒される。
間伐されたり、邪魔になって切り倒された木々やいろいろである。

家の隣の敷地の木が、伐採された。
近隣の方からの危険な木として、名古屋市から依頼された業者の方々が数日かけて切り倒した。
視界は色がり、光は入り、風は動く。

最近、podcastで聴いた樹木医の話がとても面白かった。
森の木、街の街路樹としての木。
どちらにしても、間というのはやはり大事なことのようである。

住まいも生活も時間も間によって高められる。
逆に間がないというのは、どういう状態のことなのか。

樹木生存観点からも、物作りの観点からも、生活の観点からも同じような気づきがあるわけだ。
間があると動きやすい。

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