10.27 Fri
ナラ材のキッチン、ステンレスのハンドルも取り付け、いよいよ準備が整いました。
新築で建設中の現場。
採寸と打ち合わせに伺った際は真夏でした。
私の工房も本当に夏は暑くなりますが、現場も本当に大変でご苦労様という感じになります。


キッチンも環境を作る家具として重要な存在です。
環境の良し悪しは、人が楽しみやすい状況を生んでくれると思います。

ある環境を最大限整えて、仕事を楽しむことは、クライアントにとっても、また自分たちとっても、良いことしかありません。
目の前のことは大切で、それを高めるには結局のところ地道に整えながら、前を見ていくしかないと思います。

大きな希望も、小さな希望も、あったほうが良いし、だから頑張れると思います。
ただ、本末転倒しないように、方向が間違っていないか? って方向修正ちょっとしたり、ブレてきていないか?って深呼吸して静かに整えたり、、、。


おもいっきり楽しんで、汚れた体と環境をリセットして整えて、そうやって家具作りを30年つづけてきました。
これから先も、与えてもらった日々を楽しみ味わうためにも、ものづくりは欠かせないものであることは、僕にとっては確実なことであります。




Peninsula kitchen / Oak soapl finish / SUS handle







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Peninsula kitchen / Oak soapl finish / SUS handle
W2570 D680 H850・W1750 D800 H850
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10.25 Wed
来年の作品展にむけていろいろと。


見てきたこと、感じてきたこと。

それを集め咲かせる。

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10.19 Thu

メープルのダイニングチェアが完成しました。
背中にフェザーのクッションを置く椅子です。

布の色がとても綺麗で魅了されました。
こんな素敵な布は見ているだけで癒される。目の保養になります(笑)
このKvadratの布、もうすでに手に入らない代物になっています。

でも、まだまだたくさん素敵な布は存在しています。
世界中の素晴らしいテキスタイルデザイナーが生み出していく、素材(布)に魅了さて、椅子やソファに使わせてもらって、、。

秋の気持ちのよい風や光、そして食事の香りや、音や音楽たち、それらと椅子も一体になって、美しい生活になって、、。
住まい、建物、建築、音楽、食事、人、彫刻、時、それらの総合芸術なんだと、インテリアデザインのことを思うのでした。

いやーとにかく頑張りたい。

これからも、頑張りたい。



まもなく納品です。

メープルとこの綺麗な色を、クライアントのお住まいに届けるのが楽しみです。


Dining chair / Hard maple oil finish / Kvadrat
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Dining chair / Hard maple oil finish / Kvadrat
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10.19 Thu
11( eleven ) chair 

クリ材にて20脚の製作です。


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10.19 Thu
工房の壁の塗り替え

数年間ですが、楽しんだ水色の壁。

今度は、白くしました。

木の素材や、素材の色、がよく見えるようになるかな。


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10.14 Sat

店内もリフレッシュし、新鮮。

本日もお店営業しております。
10:00〜17:00

かねてからやりたいと思っていた取り組みがあります。
それは、レディーメイド住宅の企画です。

最小限で最大限の住宅を考えて、販売できるようにすることです。

造作家具や改装など、住まいのキッチンや下駄箱や洗面台、円卓を囲んだり大きな木のテーブルに食事を並べたり、そしてくつろぎのラウンジルームや書斎、薪ストーブとの時間、暮らしを楽しむ人生を作ること。

夕方から、第1日目の打ち合わせに出かけます。




リフレッシュした店内。
どんどん新しいことを現実にしていきますので、楽しみにしていてください。






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10.12 Thu
お店の壁を少し綺麗に整えています。

21年前に仕上げた白い壁も、21年間ほとんど汚くなることなく、美しさを保っていました。
それでも、部分的に、雨漏りや画鋲の後や、家具の移動の際にぶつけてしまった細かな傷や、手で頻繁に触れる部分などの手垢など、整えたい部分も少しだけ出てきました。

主に、ペンキを塗り重ねるだけです。

難しいことではないけど、めんどくさいことを、まめに続ける。
僕は、わりと好きなんだろう。

繰り返えしの日々が、丁寧なほうがありがたい。

なんでも長期的に持続する考え。

費用対効果だったり、償却期間だったり、いろいろと考えますが、
シンプルに手入れしながら永く使っていける物たちと、人生を味わっていきたと考えています。

だから、一見高価なものも、永く使っていると、
その安さ(変な表現)にというか本質的な価値にひとり気が付けるのです。

自分の価値で、自分らしく生きるという自由ですね。


30歳の誕生日、ここでペンキを塗っていた。
その記憶は驚くほど鮮明で、今もその道の上で生きている。
仕事としてでなく生き方として、家具作りという人生を選んだのは、22歳。
そして今僕は51歳。

ひとつの道を極めるのに経過した29年という時間は少ないと思う。
ただこの場ですら、21年という時間が経過したという事実を実感することは、とても良いことである。

ただ、過ぎたのではない。
今も、しっかり歩んでいる。

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天気が良く、ステンレスの天板のバフ仕上げも、キラキラしています。
いや、眩しいほど。
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10.12 Thu
ステンレスのシンク一体成形の天板も板金から出来上がってきました。
今回は板金としてはとても厚い3mmとしっかりした天板になります。

シンク天板と合わさり、ナラ材のキッチンもいよいよ形になってきました。

松原さん設計の新築の住宅。
現場の進行状況と合わせながら、進めております。



手前はペニンシュラ型のカウンター。
600mmワイドのミーレの食洗機をビルドインしています。
シンク下はオープンで、ゴミ箱などを目立たずに置ける場所。
オープンの部分は大きな開口となるわけでもちろんナラ材で仕上げいます。
まさに小さなナラの部屋となり、入りたくなるほどの上品さが。

3面仕上げですが、
言うまでもないですが、仕上げ面でない部分の構造も無垢材で製作していますので、
しっかりしています。

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リビング面のデザインは、いつも楽しくも悩む部分です。
全体の構造と一体に構築されたデザインを好む僕としては、今回も一つだけテーマがあります。
それを美しく機能的にまとめた(整えた)ものなのであります。

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背面のクッカー側。
こちらもそのテーマで構築し、機能を整えております。
ステンレスのハンドルをまだ取り付けていないので、よりスッキリ見えています。
ハンドルが付くと、潔く、用が美しく並んでいることを実感できると思います。

現場での取り付けまでに、ステンレスのシンクのハンドバフ仕上げや、細部の仕上げを施してまいります。


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10.10 Tue
豊橋市まで納品。

秋の風が心地よい天気。
クルミのダイニングテーブルをお届けに伺いました。

大きく開け放たれた掃き出し窓から、大きなテーブルを運び入れる。
図面や写真や時には実際に空間を確認させて頂き、家具を作らせて頂く。

もう一歩でももう少しでも良くしたいから。


本当に喜んでくださった。
感動するってすごく良い。

感動レベルの家具を作りたいんだよーって、30年ぐらい前に友人たちに話していたことを思い出していた。


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実際の良さって、なかなか伝わらない部分がある。
物の姿は伝えることができるとしても、
炎の暖かさや嬉しさのようで、温度や音で伝わっていく部分もある。
クライアントのSさんは、このテーブルを教室で使うこともされるようで、それはいろんな人に育てられて使われて唯一無二のSさんの家のテーブルなっていくんだな。

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10.07 Sat

まもなく納品のダイニングテーブル。

週明け早々に豊橋市お届けに伺います。



kurumi dining table / oil finish
W2200 H700 D850

カプセル型の形状の天板は、丸みを感じる削り込みをしております。
どっしりと太め脚は、同じクルミの黒染め。

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お届けに伺うのが楽しみであります。
行くべき場所へ行けるわけですからね。

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