アルミの板に器。

ようやく器が出来上がってきました。
ガラスケースの中は、アルミの棚にして展示をしております。
当初ガラスケースを設計した際には、アルミを白く化粧をしてみようと思っていました。
もちろん白のベタ塗りではなく、光を放つシルバーを内部から感じるような薄い白ですが、結果的に止めてしまいました。
アルミをバフした表情を目の前にした瞬間、本物のリアリティーは言葉にはできないぐらいロマンチックで、
その時々の気づきの価値は大きいです。
長年の経験で行った設計を塗り替えるほどの感動や衝動があることは、本当に素晴らしく、
常に呼吸を繰り返すように、常に新しい物作りの息吹が存在しています。