ソファサイドのコーヒーテーブル作りを始めています。
天板のリノリウムの加工がほぼ同じなので、2台同時進行です。
1台はクライアントのもので、脚の部分は真鍮を使って片持ちタイプにしてまいります。
もう1台は新作の家具になり、普遍的なスタンダードの家具として残していきたいと思っています。
他のクライアントから既に注文を頂いておりますので、ひとつひとつ真剣で愛情のある判断で出来上がっていくと思います。
自宅からも注文をもらっているので、新作の気持ちをリアリティーが増しております。

ステンレス脚の椅子をひっくり返し、リノリウムの天板の厚みや大きさをヒントに、金属の形状や収まりを検討。

脚の金属の部は、僕が加工をするわけではなく、友人の職人にいつも相談しながら作ってもらっています。
まず、金属の材料の現物を見て持って、木部の出来上がっているパーツと隣に合わせ、何か違和感がないかっていうような、そんな感じでやれることは全部検討していきます。
加工状のことは、彼を信頼してその意見を参考にしながら、一緒に作っています。
想像力が新しいものを生み、新しいワクワクする時間をつなげてくれます。
想像力こそものづくりに大切な力だと思っております。