お店にはいろんな人がやってくる。
家具を探しに来た方が、薪ストーブの暖かさや、風の心地よさに、ついつい心奪われていたり、
春の陽気に桜を気にしたり、普段とは違う時間を、みなで共有して、それを愉しんでいる。


家を作るから、家具を探しに行こうって、そんな道中の思い出になっていく。
その中で、一番気持ちの良い空気が通っている場所であれば嬉しい。
今年いっぱいの仕事は、予約でうまってきているが、それは数年前からゆっくり進んできた出会いや話が、ようやく今年にじっくる辿りついただけである。
いつもじっくりマイペース。
忙しいのではなく、走っているわけではなく、ずっと前から想像をして先に歩きだしているだけである。
春の桜がいっせいに咲き始めるように。