07.12 Sun
オーダーメイドの椅子のご相談に、応えるべくアレコレと設計を進めては、行き詰まったりする。
簡単にはいかないけど、これが良いというのにたどり着く。

衝動でバババッと作れないのが、今回のような案件の椅子。
基本的に設計図で現実的かどうかを、確かめる要素もあり、収まりの美しい現実を想像していく。

幻想と夢と、構造と素材と、人と、いろんなことが頭の中を巡っているうちは、まとまっていない。

だんだん、やれる最善が見えてくるから不思議。

ただ、それがリーズナブルではなく、必要ないい仕事があっての現実仕様になっているからして、妥協ポイントが探せど見つからないことがあり、そこらへんが、いつも悩ましい。


ただいつも思うのは、携帯電話料金や、日々のガソリン代や、日々の将来の安心するためのはずの保険や、なんだか良くわからない手間のかかる用事だったり、、お安くなりますよっていう営業だったり、なんだか誤魔化されている気がして、生きる質を高めることに向かいたいって思う。


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手入れしながら、おつき合いが続く道具だったり、店だったり、
長く長く残り続け、また行ける、いつまでも変わらず新鮮に存在している、普遍的な何かを探し求めている。
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