
先日納品を終えたピットでタンニンで鞣しされたヌメ革の04chair。
素仕上げなので最初は薄いピンク色。
使い込むほどにエイジングされて色が濃く変化していく。
フレームはナラ材のソープフィニッシュ。
こちらも素仕上げで、ナラ本体のタンニン焼けでエイジングが進むとオイル仕上げとは違うナラ本来の飴色に。
使いながらエイジングを楽しめる。
何十年経っても手入れを楽しめるようなロングスパンに胸がキュンとなり創作意欲が湧くのも、技術やデザインの及ぶところでない自然素材の普遍性に魅了され続けているからだろう。