11.16 Tue

新作の椅子。とてもいい感じです。
形になりしばらく試しながらの感じを見てきました。
そろそろ、最終の仕上げに入りたいと思っております。
この椅子は、いろんな可能性が広がっている椅子だと感じております。


2011111501.jpg


先日、ご依頼頂いているエル型の大きなソファ用に、ファブリックを見に行ってきました。

モケット生地でも、天然素材だけで作られているものが気に入りました。
化繊が多いイメージですが、よくよく考えてみるとベッチンって古くからありました。

それから、驚きの発見というか、いいものを見つけました。リネン生地のものです。

リネンを探しているわけでもないのですが、それは驚きの雰囲気があり、肌触りが素晴らしかったのです。
もちろん、その肌触りは見ても感じ取れる風合いがあり、それがまたたまらない。


フランスのファブリックメーカーのものらしく、革ぐらいの価格(革よりちょっと高いかも)でしたが、
他にはない質感に納得。

目をつぶって家具を使ったときに感じる肌触りや心地よさを大切に思っています。
この新作の椅子もそうですが、ほぼ形になっているこの状態から、とても大切なことが始まります。

それには、いつも時間が必要でその熟成させていくことでだんだんと見えてくるものがあります。
「ものを生む」という命の営みがあるとして、いろんな雑味みたいなものが抜けていく静かで神聖な時間なんだと思っております。


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