09.30 Fri
Wall chest / kurumi

框組みの本体が4台重なり、大きな一台の家具になる。
なにしろ部材の点数が多く、少しでも組んで、部材をまとめあげたい気持ちが高まる。



こちらは仮組した側板。
側板だけでもまとまると、整理できる。
連続するほぞ穴は、引き出しの棚口ざん用。
カガミ板ももちろんクルミ。重なる部分はカガミ板ははめ込まないけども、代わりにスリざんと滑りざんが連続して組み込まれる。ややこしい。
2022109304.jpg

4台のうち一台はガラスの飾り棚となり、仕事が変わる。
その他3台は引き出しが収まる。
4台を組み上げまとまれば、シンプルでダイナミックな壁のような家具となる。
ドキドキする。
2022109301.jpg

引き出しのスリざんやすべりざんなどが組まれ、ジャングルジムのような構造になる。
正確に、寸法と直角を大切に組みあげる。
仮組みをした感じ、かなり精度も良さそうである。
2022109302.jpg

全体を仮組した。
墨付けと刻みが間違っていないか、仮組しながら確認をした。
2022109303.jpg

先は長いけど、何をやっているのか客観的に理解できた。
そして、組み上がる想像をしてすでに感動がおさえきれない。

気持ちは高まるが、落ち着いて一つ一つ確実にである。
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