11.01 Tue

抽斗の仕込み

本体と面一の収めにしようと思い、精度高く仕込んでいく。
湿度の変化での、木の伸縮を想像しながら仕込む。
樹種によって動きの違いもある。

木の伸縮を繰り返しながらも、長い時間で最終的に縮む。
縮まない方向もあるが最終的に縮むということは、短い年数での動きに合わせすぎないということでもある。

季節によってはキツくなる。
そのキツさは、ひと鉋かければスムーズになるほどの精度である。



鉋が使えて道理がわかれば、なにも難しいことではない。

それよりもこの家具を受け入れてくれる人の心が全てである。

2022110102.jpg


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