チークのダイニングテーブル。
木取り。緊張です。
とても美しい木目の部分で天板の木取りを完了。
長さを2500mmで厚みは60mmぐらい。
かなりの重量のある圧倒的な存在感と。


1800mmの作業台からはみ出ています。
反りやひねりを平らに削りこむ。
仕上がり60mmを目指し、欲しい厚みを無事達成。
2枚の板は共木です。並んだときに違和感のない美しさを目指し、何度も何度も試行錯誤。
この板の向きが変わるだけで印象が変わります。
今のところこの並びで考えていますが、全体の形や雰囲気などを削り込みながら再検討していく。
変化を感じながら、より共鳴していけるように手を動かしていく感じです。
表面を削ると、明るい色の木肌が現れますが、すぐに色味は変化し茶色に濃くなっていきます。


この後、天板を仕上げでまいります。
耳の部分は朽ちている部分が多く、天板の表情や存在を邪魔していましたので、
削りこんで自然な存在感を目指していきます。
脚は削り込んで形成していくパネル脚のつもり。
丸さがどの程度が良いのか、、、
この天板のダイナミックさや雰囲気が目でわかるようになってからですね。