03.12 Mon


北海道や東京、横浜、四国、、、今は、どこでも家具を配送できる時代になった。
もちろん、信頼関係の上だが、物に託せるのは幸いである。

感慨深い。

東北地方から、依頼が来る日までに、もっと素敵な家具を生み出せる人になっていたい。

場所の次は、時間を超えれるようになりたい。
タイムマシンにのせなくとも、先には行ける。


ふと思う。
作りがけのロッキングチェア。
とくに特定のクライアントはない。
感覚と思いだけ。

宛名のない贈物を作っているんだな、と、ふと思う。


妻の誕生日に、メールをした。
次女に付き添ってともに入院をしているから、メールでお祝いというかお礼のメールをした。
そしたら、「はじめてだね」と。
なかなか、言えませんが、素直に言えるようになりたい。


宛名は、
妻なのかもしれないし、自分かもしれない。孫かもしれないし。子供かもしれない。

例え、ぼくがない先の時代にさえ、送ることはできる。



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comment

n.f #-
家具だけではなく、家具を取り巻くすべての物に、そして何よりお子さんや奥さまにいつも寄り添っている姿勢を尊敬しています。
もし家具だけを観ていてもその姿勢は伝わってきます。
2012/03/12(月) 20:59:16 | URL | edit
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