10.08 Mon
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作っているとき、幸せである。

作るのが好きっていうのもあると思うけど、それだけでない。

いい物を作っている手応えは、今までの人生を振り返ったり、、、
これを作っている今がある、、、。

今があるのは、もちろんいろんな人のおかげで、
先祖、古代からつながっていて、自分も今ここに立っているんだっていうとっても単純で当たり前で、ささいなことかもしれないけど、ありがとうっていう気持ちになる。
そういう大きな共感的な幸せなんだ。



この前「本当は自分のが欲しかったんだけど、妹にしてあげたくなったんだよね」と、
カンナが言っていた。
そういうつながりの気持ちをなんていうのかわからにけど、心がキュルンと温かくなる。

こちら側の勝手な思いかもしれないけど、今出来る最高のことをしたいと思っている。
その仕事が後世につながってほしいと思いながら。







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10.08 Mon


カエデの木のチェスト。
抽き出しの側板、底板、向こう板は桐。
前板はカエデ。
置いてある間に、反らないようにかぶせてあるフタは、ベニア。
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10.07 Sun

ちょっと家族記事が多くなってしまってますが、、、。


先日の休み(いつのことだいっ)のことですが、
長女が言うので、おもちゃ屋さん(ジャスコ)に行きました。

「どうしても、次女におもちゃをプレゼントしたい」というのです。
トイレ掃除やらお手伝いをして、こつこつ貯めた840円を財布に入れ、意気揚々に言うのです。

妻が、お手伝いをしたらとお金をあげていたのはどうかと思っていたが、
初めての自分のお金です。

シール帳を買うんだーっていってたんじゃん、、と思いつつも、いっしょに探しに行ってきました。


840円で、妹が喜びそうなおもちゃを見つけるのは簡単ではなく、「高っー!」とか「これ、なっちゃんには無理だよね〜」とか、、
「いつみもみたいに、自分で作ったほうがいいんじゃないの」とアドバイスしてみたり。
「でも、それじゃ意味ないじゃーん」と言われつつ、なんとかソフトビニールのビ〜とかいって音が鳴るウサギを見つけました。
値段は?
ぼく「おっ、420円だぞ」
カンナ「おっいいじゃんいいじゃん!!」(指を鳴らすそぶり)鳴らんけど。
ぼく「え〜柔らかくて、、握る練習になります、、」
カンナ「おっいいねー!!なっちゃんにちょうどいいじゃん!」袋の上からウサギ鳴らす。
ぼく、「よしレジにいこう」
カンナ「これ下さい!かわいく包んでください」
ジャスコの風格のあるおばちゃん「いいよ〜、ピンクでいい?青がいい?」
カンナ「う〜ん、水色!」
財布から小銭を出す。もちろん、全部小銭、、。
風格おばちゃん店員「いいよー慌てなくていいからね〜」

レジを終え、カンナが大きめの言でひと言「初めてお小遣いためて、なっちゃんに買ってあげたのー!」
誰に言ってんのかわからないが、、。


一部始終、応援をしていました。

自分の物を買えばいいのに、、。


その後、お菓子をせがまれました、、、。
天秤座の女の子です。




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10.07 Sun

昨日の土曜日、長女の小学校の公開授業があった。
「生活」「体育」「算数」と3時間。

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一年生もたくましくなってきたな〜。



古い学校なので、校歌などなかなか風情があって良いです。
僕の母校でもあるので、懐かしいです。
いつも、小学校行くと、子供達を見ているだけで、元気を頂いて帰ってきます。
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10.07 Sun


先日、
休日の過ごすため、ロッキングチェアを自宅に持ってきた。


最近、休みの日は忙しく予定がつまっていたので、、、。座ることをしていないなあ〜と。

ちょっとした時間の質が、変わる。休みの時間が、休暇を楽しんでいるかのような感覚になる。
安楽椅子やロッキングチェアの存在はすごいと思った。

時間を過ごしているだけなのに、満たされる。
そこにいるんだという不思議なリアリティーの中、自然の流れの中に自分という命を実感する。

丘の上で、気持ちの良い風に吹かれているように、穏やかな気持ちになっている。

安楽椅子は妻のことを思い作った。
ロッキングは自分のことを思った。

深く眠るつもりではなんだけど、質の良い、うたたねができて、ほんとうれしい。

良い物はこうやってできていくのかな。




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10.05 Fri
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先日ダイニングテーブルを納品したクライアントのもとへ、採寸に。

できた家具には、その家族の想いがつまっている。
だから、そんな家具で過ごす時間は、あたたかくやさしい。

僕の家具のことを、〜〜だけどやさしいと言われる。
〜〜というのは見ためのことで、
やさしいというのは本質かもしれない。

ぼくは、いつもその手助けをしているだけなのだろう。






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10.04 Thu

「この籘の椅子がここにあるなんて」と椅子を待ちこがれていてくれたクライアントのHさん。
いっしょに納品にいった片田くんも、「Hさん、ずっと前からこの椅子のことを話していましたよね」って。

だから、この軽い籘の椅子が、どれだけ重みがあったことか。

順番に、生活が整っていく。
また会える喜びは、いろんな意味で大きい。

創造的な関係で、ぼくは、何度、心が救われ感動したことか。







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10.03 Wed
〜先日の休日〜冬前にベッドを移動。

すぐ隣の部屋に移動するだけだが、迷わず全部解体。

いろいろ他にも移動したり、CDひっぱり出してかけつつ、朝から夕方まで夢中でやっていた。
こっちの方がいいような、こっちにやったらどうなるかな、、、ってやってるもんだから、
最高におもしろいんだけど、倍疲労するわ(笑)。



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途中から、もう音楽に夢中になってたり、スピーカーをあれこれ変えてみたり、
やっぱりJBLの音が好きだと実感じたり、、。心で聴く音楽はやはり良い。

この半年ほど、この部屋を寝室にしてみていた。

この部屋は土に埋まっていない部分なので、冬は普通に寒い。
すぐ隣の部屋なのに、こうも違うものなのかと驚くほどであった。

おかげで、我が家の寝室は半地下の部屋が良いことを、再確認した。



環境の整理は、同時に心の整理にもつながっていて、
思い出に立ち止まったり、糧にしたり。
再確認をいろいろとしつつ、新鮮な気持ちとともに心地よい緊張感が(覚悟)得られる。


質をより求めることとなる。

次女の介護のことを考えると、もう少し、広くしておけば良かったと思うが、
間取りも広さも、次女が生まる前の設計だから。

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結局、チェストもTVも寝室へ移動したので、この部屋は机の部屋となった。

僕の家族は、娘(次女)の介護が日常的にあるので、体の成長に応じて、
住まいを対応していかなくてはならない。
カジュアルな話ではないし、
まあ、大変だけど、何事も楽しんでしまうとこまで、もっていきたいと思っている。





そうそう、長女4歳ぐらいのときに言っていたことがあるんだけど、ちょっと不思議な話。
「お腹の中で、本当はなっちゃん(次女)が先にいく(生まれる)はずだったんだけど、
急に呼ばれて、かんな(長女)が先にいきなさいって言われたんだよ、」っと、
突然、思い出したかのように、話してきたことがあった。
それから、3年経過して今さっき、その話の補足をしてきた。
「なっちゃんは、パパが家具職人だから、パパとママのところに決めたんだよ」と。
「かんなは(自分)理由わからないんだけど、、」と。

「障がいを引き受きうけて、生まれてくるんだって」と。

ふ〜ん、、、かもな。


障がいというものも大小あって、人さまざま。
みんな違う。
ただ、ハッキリ言えることは、次女はかけがえのない家族だし、長女にとってはたった一人のかわいい妹である。
愛している。





僕が、生まれた意味はわからないけど、幸せの意味をさがしていきたいと思っている。
愛している人との、幸せの意味を探すことこそが、幸せである。

物理的なたいへんなことなんて上げればきりがない。
そんなことは、少しづつ解決していけばいい。

たいへんなことをともに乗り越えていくことが、ともに生きるということでもある。

幸せの意味を探したときに、
選択肢が少ないとなんて謙虚になるんだろう。

そして
なんて
創造的なんだろう。



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10.01 Mon


ピンと張った面は、気持ちいい。
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10.01 Mon



「散歩にいったとき見た月は、とても奇麗だけど、少し怖く見えた、幽霊みたいだっ」
と、子供が言う。

でも、
「お家からみた月はすごく奇麗だね」と子供が言う。

「同じ月だけど、見るところの景色が違うからだよねっ」
と子供が言ってから、寝た。

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