10.05 Sun


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相性がいい。









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10.05 Sun



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このまま、しばらく寝転んでいた。


ぼくが小学生の頃、はじめて猫を飼いはじめた。

名前は「ジュリー」。


沢田研二のジュリー。


勝手にしやがれのジュリー。



それ以降は、統一されてぜんぶ「ミー助」。


だから、ミー助の子供のミー助は、、、となってややこしい。

ちなみに実家にいくと、最近、刃がぬけてヨボヨボのミー助がいる。




そして、妻と二人で暮らしている頃には、「ライ」というあだ名の猫がいつもいた。
もとバイカーのぼくが哀愁をこめて「ライダー」と命名。
とても、愛想のない猫だったけど、あけっぱなしの抽き出しがあれば、そこで寝ていた猫だった。

「ライ」は「ホリーウッドバディ」と家具屋の名前を決めた年から、いっしょだったから20年近く生きた。

ホリーウッドバディーの名前は、バディ ホリーが好きだったぼくは、それ以外思いつかなかった。
ライなしでは、01chairも生まれなかっただろう。


猫といっしょの暮らしていない期間が数年あったんだけど、、、今思うと調子が狂っていたかもな(笑)




昔、修行中にいっそのこと猫になったら、煩悩も消えて、めっちゃ幸せになれるんじゃないかと、思ったことがあった。


でも、「猫じゃないし。」


人間は、なんでこんなに求め続けなくては生きていけんのだろう?と思ったわけだ。
修行中の話。

鉋の刃を磨いでいると、
雑多なことは忘れることができるし、研ぎすまされていくから、これはイイと知り、
自分をシンプルにして、物を作ること以外は捨て、禁欲的に生きていきたいと思った。


鉋と猫が、ぼくである。










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10.04 Sat






台風前の夕暮れが奇麗でみとれた。







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10.04 Sat
玄関収納のご依頼で下駄箱を作ります。
できるだけ一本で完結したいので、採寸などの見極めが大切になってきます。

原寸の型を作り搬入確認をしてきました。
これで、妥協なく現実可能なものにできます。


クライアントのご夫婦とは、数年のおつきあいで、大人数で囲めるテーブルを作り届けております。
きっかけは、テレビ台製作のご相談でしたが、打ち合わせを重ねていくうちに、だんだんと、
「今のこと」から「これからのこと」へ暮らしの軸足が動いていかれているのを感じたのを覚えております。








自分はそうですが、変わっていくからこそ、がんばれます。

変わっていくことに少しの勇気と、これからを良くしていくという希望を持って、
卒業と入学を繰り返していけばいいんだと思います。
例え過去のほうが良かったとしても、それは意味がありませんし、
もちろんゴールはありません。
時は、過去から未来に流れてはいず、未来から過去へ流れているのですから。

いつもの朝もいいですが、
新しい朝にしていく努力もあっていいと思っています。

普通に生活しているだけで、不必要なものはいつの間にか驚くほど溜まり、物を動かしていたとしても、現状維持にしかならないことって、よくあります。

収納を作るという客観的な作り手の立場で、また、いち同じ気持ちの生活者としてあらゆる煩悩を共感しつつ、これから作る家具が、幸せのほんの入り口になってくれればと思い、家具でできるだけのことをしたいと思い続けております。


ぼくのクライアントはいいなあ、、と思うときがあります。
ぼくも自分の住まいを、ぼくのような人に客観的な立場で考えて欲しいです。
自分で自分のことをスムーズにできないところも煩悩の多い人だからなのでしょうね、ぼくは。
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10.02 Thu
ぐっとくるものを求めてそこにむかっている方が、出来上がった家具を見てほめてくれた。

建築という物作りを志す対等な立場の方から、本音でほめられると、素直にうれしいものだ。
「ぐっとくるかどうか」である。


気分によって、物の見え方や感じ方が変わるというのもあるが、
ものによって、気分が良くなるというのもある。


人のことを思えばこそ、
元気な気持ちの判断というより、つつましい気持になったときにふっと浮かぶ希望のようなものに動かされ作っていきたい。



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10.02 Thu
スツール。

先日食卓と椅子を納品したクライアントから、ご依頼頂いたもの。

オリジナルの04チェアを気にって下さったようで、スツールも3脚とも籘網の座面のリクエスト。
スツールは、小ぶりでも十分広く使え、前後の方向がないため、単純に中心を低くでき、お尻のあたりがなんとも気持ちのいいものになります。

不均一な素材でなので、その都度ど納まりが変わります。

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最後までわからないところが、醍醐味でもあります。



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