holly's miyazima diary

新年を迎える準備のカレンダー（笑）
キッチンの隅にいろいろ果物とかを置いていたけど、すっきりさせてカレンダーを置いた。

健全な毎日を過ごせるように、祈ります！




良いお年を。

２０１５年　大晦日








一年間仕事を通して思ったことは、暮らしはやはり面白いということ。

人と出会って、その人の暮らしや住まいにあった家具を作るというのは諦めなければとっても素敵なことに出会えてたりする。

来年は、次女が過ごしやすいように、デイベッドになるよなソファを作りたいと思っている。
次女が、寝転んだりをおむつを変えたり、お茶飲んだり、遊んだりを、家族や友達と、過ごしやすいようなソファ。
３年前から、考えてきたラウンジタイプのソファ。

がんばるぞー

今年のぼくの家具作りは、たくさん実ったけど、創った家具は、クライアントのもとに家具は旅立っている。
唯一、この新作の椅子はそばにいる。

今年も、一年間ありがとうございました。

信頼をして託して頂いたクライアントのみなさま、そしてブログやホームページを見て下さっているみなさま、ありがとうございました、来年からは少し見える形で変化を表していけるかと思いますので、楽しみにしていてください。

２０１５年、最後の納品です。

午前中のリビングに、日だまりがとても美しくて、ありがたい納品になりました。
工房で見ていた時よりも、何倍も美しく感じます。






それは形だけのことでも素材だけのことでもなく、ぼくに伝わったKさんの住まいや家族への愛情のおかげだと思い、しばらく、胸がキュンとしていました。






ヌメ革の縫い合わせ目は、十字で考えていましたが、尊敬する革の縫製をして頂いている職人からアドバイスを頂き、永く使えるような美しい自然な仕事に変更をさせて頂きました。

きっと、何十年後、いい風合いになっていてくれると思い、期待してしまいます。


ヌメ革のクッションは、綿埃などが出にくいのです。出にくいというよ革からは出ないです。

クッションの内部に使う素材はいろいろありますが、フェザーが気持ち良いです。
クッションの底は、木ではなくて、籘で編み込まれた面ですので、フェザーのクッションとちょうど良い感じになっております。










金森くんの照明でした。
ちょうど、先日訪問した大きめのダイニングテーブルの照明も金森くんが作ってくれるようで、やっぱり彼の作品の作るものはとても美しくて、温かいです。

ぼくの自宅の照明は、宇野さんと金森くんの合作で、毎日使ってますが、他にない存在に確かな喜びが増えていっています。


今回、kさんのお宅には、６年ぶりぐらい？に訪れました。
以前にブラックウォールナットのソープフィニッシュのダイニングテーブルを作らせて頂いており、その経年変化がどうなっているのか、とても楽しみにでした。

すごく良かったですが、肝心の写真がありません。


こちらのテーブルですが、脚のまるみの部分がとても美しくやわらかくて、やっぱりディテールを大切にして良かったです。

先日、チェリーの下駄箱を納品して参りました。
家具が出来上がるのを本当に楽しみにして下さっていました。
喜んで頂けてとてもうれしいです。

下駄箱を置く予定でなかったけども、必要になり、そしてぼくのところに尋ねてきて下さいました。
今は、たくさんの靴がしまわれていることでしょう。

ぼくには、これからの暮らしに必要な大切にしていく時間の背景として、機能的な家具を作ることしかできませんが、
できるだけ美しく、できるだけ心地よくなるように、精一杯向き合っていくことはできます。

いつか下駄箱としての役目が変わり、リビングのチェストとして使う事もできるように、何世代も使って頂けるようにしています。

とても明るい夜空。

温かい冬で、なんだか年末らしくなれませんが、もう数日で今年も終わりですね。

メリークリスマス。

新しい看板になりました。
新しい看板は鉄になりました。

サンタクロースとムーミンと一緒でした。

とても感慨深く、ありがたい時間をありがとうございました。

dining table + arm 08chair / nara oilfinish L3000

本棚に本とレコードなどが収納されていました。一番好きな風景です。

本棚を背にソファを配置しました。
レコードを選ぶ時にソファに寄りかかる時間は、図書館や本屋で立ち読みするあの１人の時間を価値を見出した結果です。












冬の午後の日射しが、とても心を穏やかにしてくれました。しばし仕事を忘れ、朗らかな気持ちに包まれました。
ソファの配置は、暖炉と音楽と対面しています。








住みたいです。