12.26 Sat
2015年、最後の納品です。

午前中のリビングに、日だまりがとても美しくて、ありがたい納品になりました。
工房で見ていた時よりも、何倍も美しく感じます。




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それは形だけのことでも素材だけのことでもなく、ぼくに伝わったKさんの住まいや家族への愛情のおかげだと思い、しばらく、胸がキュンとしていました。




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ヌメ革の縫い合わせ目は、十字で考えていましたが、尊敬する革の縫製をして頂いている職人からアドバイスを頂き、永く使えるような美しい自然な仕事に変更をさせて頂きました。

きっと、何十年後、いい風合いになっていてくれると思い、期待してしまいます。


ヌメ革のクッションは、綿埃などが出にくいのです。出にくいというよ革からは出ないです。

クッションの内部に使う素材はいろいろありますが、フェザーが気持ち良いです。
クッションの底は、木ではなくて、籘で編み込まれた面ですので、フェザーのクッションとちょうど良い感じになっております。








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金森くんの照明でした。
ちょうど、先日訪問した大きめのダイニングテーブルの照明も金森くんが作ってくれるようで、やっぱり彼の作品の作るものはとても美しくて、温かいです。

ぼくの自宅の照明は、宇野さんと金森くんの合作で、毎日使ってますが、他にない存在に確かな喜びが増えていっています。


今回、kさんのお宅には、6年ぶりぐらい?に訪れました。
以前にブラックウォールナットのソープフィニッシュのダイニングテーブルを作らせて頂いており、その経年変化がどうなっているのか、とても楽しみにでした。

すごく良かったですが、肝心の写真がありません。


こちらのテーブルですが、脚のまるみの部分がとても美しくやわらかくて、やっぱりディテールを大切にして良かったです。
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