08.19 Fri
8月も後半。
午後の日差しにしばし見惚れる季節かな。
工房の暑さも今日はカラッとしていて助かります。


今週末も通常どおりショールームをオープンしております。
SHOP Friday & Saturday & Sunday  11:00 ~17:00
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僕は、今週末は製作の手をやめて、お店で設計を中心にしております。
家具のご相談の方は、お気軽にどうぞ。



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年末まで製作の予定がしっかりあり、夏の後半をどう取り組んでいくか段取りをする。
大きな引き出しの家具をいよいよ秋に取り組む予定。
今まで最大の大きな引き出しの家具である。
天井までいっぱいの引き出し家具。
クルミ材で作る。しかも棚口ザンもスリザンもしっかり入った框組み構造。
しっかり向き合っていかないと組み上げられなさそう。
10年以上のおつきあいのクライアント。これからの未来を大切にできる家具を目指す。
まだ製作しながら検討しよりよくするべくポイントもありながらの創作。
クライントは瀬戸市。夕方が綺麗なんだよね。

年末に向けて、窓辺のエル型ソファも作る。これがなかなかの素敵な時間が期待できそうな家具になりそうで、今から楽しみである。布も色もこだわって、かわいくてモダンな雰囲気を目指したい。
クライアントは東京都。

去年に都内へ納品取り付けに伺った思い出はやはりコロナであっても妥協はしないぞーという感じ。
イサムノグチの展示会を見に行きたかったけども、コロナの影響で休館があいつぎ、それでも物作りだけは進めた。
聞きたくもない「休業したほうが利益が出るみたいな話を」耳からスルーしながら、そんな直接ダメージでない、へんてこりんなよくわかならいざわざわダメージのほうが大きくない?と思いつつ、何にも頼らずいつもどおりでいることを続ける。
都内のクライントとはなんだかとても楽しくお話しができる。
お客さんであるからもちろんな距離感はあるのだけれど、楽しいは楽しい。
達成したもの(作った下駄箱やテーブル)があるから、いつもなんだか楽しい。ありがたい。

秋になるとヌメ革のソファを、またまた遠方までお届けに行く。
階段で2階にあげなくてはならぬ。
僕の作るソファは重たい。家具としては丈夫だから良いけども、階段は覚悟がいる。
だから、納品と言っても、責任のある一仕事なのだ。
しかも、クライアントは数年前にわざわざ打ち合わせに来てくださっている。コロナの間を上手にぬって。
特別な思いを持っている方たちばかりである。

だから、僕も底からパワーがわいてくる。
ただただ、その思いにこたえたい。

ご依頼を叶えるべく素敵なアイデアが湧いてくる。
だけども、材料だったり縁だったり、簡単にすぐ叶えられるようなことでもないと自覚しているし、だからこそ向かっていけるのだとおも思っている。


来年に向けてのご相談を頂いている案件の覚悟から、どんな木で何を作るのかを悩みまくる。
人との出会いも木との出会いも全部大事。
それがつながるのかもそれも縁。
中度半端な気持ちではいい物は生まれないからじっくり考える。

感動できるものってなんなだろう。
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